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ニューアルバム『LIGHTNING』を11月3日にリリースしたJのスペシャルライブサーキットが、同日、横浜Bay hallからスタート。当日のオフィシャルレポートが到着した。
前作より2年3ヶ月振りとなるニューアルバム『LIGHTNING』を11月3日にリリースしたJが、同日、そのリリースを記念したスペシャルライブサーキットを横浜Bay hallからスタートさせた。
ライブで定番のキラーチューン「RECKLESS」でその幕を開けると、続く「Go Charge」で早くもフロアは最高潮に。3曲目の「PYROMANIA」では、オーディエンスの灯すライターの炎が揺らめき、まだ声を出せないという規制がある中でも、フロアからステージに向け、込み上げる熱い思いを身体いっぱいに表現していた。
Jはあらためてニューアルバムがリリースされた喜びを告げ、4曲目の「MY HEAVEN」を皮切りに、アルバムの世界に突入。リードトラック「Wake Up!」をはじめ、『LIGHTNING』から立て続けに6曲が披露されると、その新たな曲たちを初めて体感したフロアには、声援に代わる大きな拍手が鳴り響いた。
本編を終え、アンコールで再び登場したJは、「何かに導かれるようにこのアルバムを作っていた気がしています。この(コロナ禍での)2年間、様々な思いを抱えて突っ走ってきた。そんな俺たちとみんなの思いの結晶のようなアルバムになりました。」と語り、作品のエンディングを飾る珠玉のバラード「CHANGE」が放たれると、そのメッセージに呼応するように熱いまなざしで聴き入るオーディエンスの表情がとても印象的だった。
そしてこの日の最後を飾った「Evoke the world」では、「始まりの雷鳴が 今君を突き抜ける」という歌詞に、ニューアルバム『LIGHTNING』の世界へ繋がる熱い思いが感じられた。
現在のコロナ禍による状況を考慮し全席指定での開催となったこのサーキットは、ここから次の段階へと進む新たな形を提示したものであり、待望の全国ツアー開催に向けての重要なステップとなっていくはずだ
この横浜公演を皮切りに、新宿、名古屋、大阪を巡り、サーキットファイナルとなる12/30 渋谷TSUTAYA O-EAST公演、そしてソロデビュー25周年を迎える2022年に向けてのカウントダウンライブまで、新たな閃光を放つJが、アルバム『LIGHTNING』と共に、さらなる未来に向かって突き進んでゆく。
撮影=田辺佳子