シンガーソングライターのUEBOが、2021年10月まで続いた12カ月連続シングルリリースも終了し、11月20日に集大成ともいえるワンマンライブを控える中、早くも新企画をスタートさせる。原点回帰となるアコーステックを軸に「+1」をテーマにし、モリシー(Awesome City Club)をアレンジャーに迎えE Pを制作していく。
第一弾として、『Stand』を11月24日にリリースが決定。
自らの音楽性を“ネオ・サーフミュージック”と呼び、ソウル/R&Bやヒップホップ、フォークやロック、ボサノバやレゲエなど、さまざまなバックグラウンドを、肩の力が抜けた独自の感覚でミックスするサウンドは、いつまでも浸っていたいソフトなタッチのメロディセンスにも、ときに現実を直視した強いメッセージを放ち、ときにエスケーピズムを包み込むような歌詞とともに、ますます磨きをかけてきた。
今作もまさに、アコースティック・チルという言葉が似合う名曲となった。
コーヒースタンドを舞台に、チルな時間が明日の活力になっていく様を描いたようなアレンジは、まさに自他ともに認めるコーヒーフリークで、自身もコーヒースタンドを営むモリシーだからこその温かみとリアリティ。レイドバックしたなかにもポップな強さが光るUEBOらしいソングライティングとのブレンドが醸し出す味わいは絶妙だ。
12月には、自主企画もスタートするU E B O から目が離せない。