2021年9月発売の新作『シルヴァー・ライニング・スイート』を携えた日本ツアーが本日11月11日(木)スタートしたピアニスト、上原ひろみが、南青山のジャズクラブ、ブルーノート東京にて、年末年始にかけて『SAVE LIVE MUSIC 4』と題するロングラン公演を開催することが発表された。
新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響で、ライヴを楽しむという何気ない日常が一変してしまった昨今。その中で、上原ひろみがコロナ禍に苦しむライヴ業界の救済を願いスタートさせた『SAVE LIVE MUSIC』シリーズは、『SAVE LIVE MUSIC』(2020年8月〜9月/16日間・32公演)、『SAVE LIVE MUSIC RETURNS』(2020年12月〜2021年1月、3月/19日間・36公演)、『SAVE LIVE MUSIC III』(2021年5月〜6月/6日間・12公演)と、これまで3度にわたるロングラン公演(計80ステージ)を成功させてきたが、また新たに同コンセプトでの公演に挑戦する。
今回は3種のプログラムで、2021年12月30日(木)から2022年1月13日(木)にかけて、計12日間・24公演の開催。上原ひろみの歴代のオリジナル曲をソロピアノで披露する『上原ひろみ ソロ"ORIGINALS"』からスタートし、『SAVE LIVE MUSIC RETURNS』から生まれた弦楽四重奏とのプロジェクト、上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットのクラブ凱旋公演『上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット "BACK at the CLUB"』をはさみ、いろいろな作曲家の曲で構成するセット『上原ひろみ ソロ "STANDARDS"』で締めくくられる。
今回も各プログラム1回のライヴ生配信が行われる予定。最初のプログラム『上原ひろみ ソロ "ORIGINALS"』のブルーノート東京Jam Session会員予約は11月23日(火)正午よりスタート。一般の予約は11月25日(木)正午より受付開始となる(Web予約のみ)。なお、この公演の収益の一部は、Jazz Foundation of America Covid-19 Musician's emergency fundに寄付される。