『ジャニーズ・アイランド THE NEW WORLD』会見より
数多くの魅力的なアイドルやアーティスト、俳優と、多くのエンターテインメントショーをプロデュースしてきた人物として3つのギネス世界記録に輝くジャニー喜多川氏の集大成的作品として、2011年に初演が行われた『ジャニーズ・ワールド』。2016年からは『ジャニーズ・アイランド』とタイトルを変更し、地球の大切さや平和への想い、子どもたちが持つ無限の可能性といったテーマを込めて紡がれてきた。Hey! Say! JUMPやA.B.C-Z、Snow Man、SixTONES、King & Princeといったグループが出演してきた本作に新たな1ページを刻むのは、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、Jr.SP、ジャニーズJr.の総勢68名。平均年齢16.9歳のフレッシュなジャニーズJr.たちが、滝沢秀明の演出のもと、ジャニー喜多川の想いが詰まった作品に挑む。新たなアクロバット演出「SWING SHIP」へのチャレンジなど、さらに磨き上げられた作品になるはずだ。
今回の会見には、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍のメンバーと、フレッシュ・ジャニーズJr.より鈴木瑛朝・壹岐碧・末永光の3名が登壇。会見に合わせてメインビジュアルも公開された。
『ジャニーズ・アイランド THE NEW WORLD』メインビジュアル
まずは「今最高に輝くHiHi Jetsの皆さんです」と紹介を受け、髙橋優斗が「今回僕たちジャニーズJr.68名が座長となり、ジャニーさんが愛していた作品を上演できることを光栄に思います」と挨拶。井上瑞稀も「約2年ぶり、年明けから帝国劇場のステージに立てることを嬉しく思います。最後まで頑張ります」と意気込み、橋本涼は「今回は全キャストがジャニーズJr.。力を合わせて頑張りたいと思います!」と、フレッシュなメンバー揃いの本作に向けた使命感を見せる。猪狩蒼弥は「最も輝くHiHi Jetsです!」と笑顔を見せ、「来てくださる一人ひとりの記憶に残る公演を積み重ねていきたいと思います」と語った。作間龍斗は「今回の舞台、2022年1月1日からということで、最高に盛り上げていきたいと思います」と、新年一発目の仕事に意欲を示す。
続いて「今をときめく美 少年です」と言われた岩﨑は「今をときめく美 少年とご紹介に預かりました、岩﨑大昇です。2年ぶりの帝国劇場で若いメンバー揃い。僕たちも、今をときめく美 少年として舞台を引っ張っていけたらと思っています。今をときめく美 少年、岩﨑大昇でした」と猛烈にアピール。メンバーから「しつこい(笑)!」とヤジが飛ぶ。佐藤龍我は「来年は2022年、きれいに数字が揃っています。僕たちもきれいに輝いて、全ジャニーズJr.で頑張っていきたい」と語り、那須雄登は「個人ごとですが、公演中、帝国劇場で20歳の誕生日を迎えられるのが嬉しいです。毎公演、全身全霊で頑張ります!」と笑顔。また、浮所飛貴が「2022年がフレッシュでパワフルな年になるよう、1月1日から始まる舞台を引っ張っていきたい」と話すと、藤井直樹も「新年の公演を任せていただくということで、全員で華やかな公演にできたら」と語り、金指一世は「過去の歴史を継続しつつ、新しい歴史を作っていけたら」と熱意を見せた。
7 MEN 侍は「今勢いのあるグループ」と紹介を受け、中村嶺亜が「僕は68名の中でも一番お兄ちゃんなので、責任を持って挑みたいと思います」と意気込む。続いて菅田琳寧が「僕は68人の中で筋肉が一番モリモリなので、今回もジャニーさんに認められたアクロバットをたくさんやって、お客さんにたくさんの感動を与えたいと思います!」とアピールし、本髙克樹が「僕は恐らくキャストの中で一番魚を捌いていると思うんですが、後輩に何を聞かれても、答えて捌ける先輩として頑張りたいと思います!」と、大喜利のような流れに。佐々木が「今勢いのある7 MEN 侍の中でも最も勢いのある佐々木大光です! この勢いで、2022年もこの舞台をどんどん盛り上げたいと思います」と宣言し、今野も「今勢いしかない7 MEN 侍の今野大輝です」と続くものの、佐々木から「滑りましたね」といじられ苦笑い。「ジャニーズJr.だけでやるのはすごく感慨深い」としみじみ語った。矢花黎は「この作品に出ているJr.の中で一番オーディションを受けた回数が多いと思います」と自虐を混じえつつ、「後輩を率いて頑張りたいと思います!」と胸を張った。
続いて、フレッシュ・ジャニーズJr.の3人が挨拶。鈴木瑛朝は「最年少ですが、最年少らしくない舞台を見せたいです!」と話し、壹岐碧は「いろんなジャンルのダンスを頑張りたいです」と意欲的。末永光は「舞台を観に来てくださるお客さん、天国にいるジャニーさんにも喜んでもらえるようなパフォーマンスをしたいと思います」としっかり伝える。一生懸命に話す3人を先輩たちがニコニコと見守る、和やかな様子が印象的だった。
質疑応答で挑戦したいことを聞かれると、髙橋が「言ったもん勝ちだと思うので、フライング!」、那須は「68人全員でのフォーメーションダンスや団体パフォーマンスはやりたいですね」と希望を出す。中村は「新しい演目や曲ももちろんですが、僕ら自身の新しい一面も見せられたらと思います。ポスターも、何色にでも染まれるキャンバスみたいなビジュアルなので」と、最年長らしいコメントを寄せてくれた。
HiHi Jets
次に「各グループ最新のニュース」を尋ねられ、HiHi Jetsからは、髙橋がこの日の会見の最寄り駅である「赤羽橋」を「赤羽」と勘違いして遅刻したというエピソードが。全力で走り、スタッフのサポートを受けて間に合ったと胸を撫で下ろす髙橋に、猪狩は「会見前に滝沢さんからお話いただいたり説明を受けたりするんですけど、髙橋くんのドライヤーの音で聞こえなかった。反省してもらいたいです」と苦情を入れて笑いを誘う。
美 少年は、同じ美容師に担当してもらっている浮所と那須が、それぞれミルクティーベージュとグレーでオーダーし、仕上がりイメージの写真も見せたのにお揃いの髪型と髪色になってしまったというニュース(?)を披露。また、岩﨑が「ポスターのビジュアルがすごくいい」と言いつつ、個人で撮影したため自分と佐藤が全く同じポーズになってしまったと、こちらもお揃いエピソードが挙がった。
7 MEN 侍の佐々木は「12月に『ジャニーズ伝説』に出演し、1月にこの作品なのがすごく嬉しいですね」と、様々な舞台への出演が続く状況への喜びを語る。
全員が座長という本作における自分たちのアピールポイントを尋ねられると、HiHi Jetsのリーダー・井上は「ローラースケートはやっぱり武器です。今回も最速で帝国劇場を駆け抜けたい」と意気込む。
美 少年は、佐藤の「僕らはキラキラスーパーアイドル。ジャニーさんからも王道で行けと言われたので」という発言を受け、浮所も「フレッシュな子たちがいる中でも一番キラキラしたい」と頷く。メンバー揃ってフレッシュ・ジャニーズJr.の3人に「負けないぞ!」と宣戦布告する、ほのぼのしたやりとりが繰り広げられた。
7 MEN 侍からは矢花が「僕らはバンドをやったりスケボーをやったり、絵が得意なメンバーがいたり。メンバーそれぞれ特技があるので、それを活かして。できたら帝国劇場にそり立つ壁なんか立てていただけたら……」と話し、メンバーや取材陣から笑い声が。
美 少年
また、フレッシュ・ジャニーズJr.の3人は、今年の6月にオーディションを受けて入所したばかり。尊敬する先輩を聞かれると、末永は平野紫耀(King & Prince)の名前を挙げ、「普段とステージ上のギャップがかっこいい」と話し、壹岐は「ダンスが上手いから」という理由で佐久間大介(Snow Man)と答える。鈴木が「Hey! Say! JUMPの山田涼介くんと、ここにいる全員です」と答え、みんなが大喜びする中、髙橋だけは「よくみんな素直に喜べるね。思ってないでしょ⁉」と拗ねる。「素直に受け取ることが大事だよ」と岩﨑が嗜めるも、「この中なら誰?」と追撃。
それを受け、末永が「さっき裏で、大光くんが(尊敬する先輩として)言っていいよって」とまさかの暴露をし、一同は大盛り上がり。緊張している様子を見て「大丈夫だよ」と声をかけつつ自分を売り込んだことをバラされた佐々木は照れ笑いを浮かべていた。
鈴木と壹岐は、岩﨑が気さくにグータッチなどをしてくれて嬉しかったと笑顔で話す。浮所は「大昇はフレッシュな子達ともコミュニケーションを取りに行ってるのをよく見るんです。ここで名前がでるのは普段の優しさがあるからですよね」と、岩﨑の気配りを称賛していた。
最後に、お客様やファンに向けたメッセージを求められ、岩﨑は「今回、68人全員が座長です。ジャニーさんがいた時から全員が主役という気持ちを持って舞台に向き合ってきました。ファンの皆様に、すごくパワフルな全力のパフォーマンスを見せて素晴らしい年明けにできたらいいなと思っています」と挨拶。
髙橋からも「これまでたくさんの先輩方が演じてきたこの舞台を、今回僕らが座長として演じられることをすごく嬉しく思います。キャストが変われば作品も変わると思いますし、ジャニーさんを知っている世代とジャニーさんに会ったことのない世代が交わっている大事なタイミング。作品のテーマに向き合いながら、ジャニーさんの言葉や自分たちの思いをしっかり感じていただけるよう、全キャストでお届けしたいです。来て良かったと思っていただけるように精一杯走り切りたいと思います!」と熱意溢れるコメントが寄せられた。
『ジャニーズ・アイランド THE NEW WORLD』は2022年1月1日(土)より、帝国劇場にて開幕する。