上野通明(チェロ)
2021年10月28日(木)、ジュネープ国際音楽コンクールチェロ部門にて日本人として初めて第1位を獲得した上野通明(併せてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin Prize、Concerts de Jussy Prizeと3つの特別賞を受賞)。この優勝を記念し、2022年1月20日(木)紀尾井ホールにて『上野通明チェロ・リサイタル』が開催されることが決定した。
チケットは11月27日(土)12:00よりイープラスにて先行販売が開始。リサイタルでは、コンクールのセミ・ファイナルで演奏したバッハのガンバ・ソナタがプログラミングされている。
上野通明プロフィール
パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。2009 年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールに 13 歳で日本人初の優勝。翌 2010 年ルーマニア国際音楽コンクール最年少第 1 位、ルーマニア大使館賞、ルーマニアラジオ文化局賞を併せて受賞、2014 年ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝。2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門日本人初の優勝、併せて 3 つの特別賞受賞。これまでにソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイスロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、ジリナ室内管弦楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団等、国内外のオーケストラと多数共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHKBS「クラシック倶楽部」、NHKFM「リサイタル・ノヴァ」等に出演。また、ジャンギャン・ケラス、ダニエル・ゼペック、ホセ・ガジャルド、堤剛、諏訪内晶子、伊藤恵等、著名なアーティストと共演し好評を博す。 宗次エンジェル基金、江副記念リクルート財団奨学生。岩谷時子音楽文化振興財団より Foundation for Youth、岩谷時子賞奨励賞、京都青山音楽賞新人賞受賞。これまでに(故)馬場省一、イニアキ・エチェパレ、毛利伯郎各氏に、現在ピーター・ウィスペルウェイ、ゲーリー・ホフマン各氏に師事。主にヨーロッパと日本で積極的に演奏活動を行い、更なる研鑽を積む。使用楽器は 1758 年製 P.A.Testore(宗次コレクションより貸与)。