『if』ジャケット
沖縄出身のポップ・シンガーGrace Aimiが本日・11月26日(木)、デビュー・アルバム『If』をリリースした。アルバム・トラックリストには、これまでデジタル配信してきたシングル、さらに新曲を加えた全12曲が収録される。
アルバム収録楽曲は全てChaki Zuluによりプロデュースされ、彼女のこれまでの全てを詰め込んだ作品に仕上がっている。また、本日正午には収録楽曲「Karaoke Queen」のミュージックビデオのティザーが公開。監督は「Rainbow」のミュージックビデオを手掛けた新保拓人が担当し、本編は12月6日に公開予定だ。
陽光の降り注ぐ爽快なオルタナティブ・ロック・ナンバー「Eternal Sunshine」、往年のユーロポップを彷彿とさせるピースフル&ラヴリーな「Open」、ハートウォーミングなゴスペルR&B調の「My Eyes」など、これまでシングル・リリースしてきた多様なスタイルの楽曲に加えて、80年代MTVシンセ・ポップな「Karaoke Queen」、日本語詞と英詞がミックスされたバブルガム・ラップ「Ohayo」など、アルバムも各曲ごとにサウンドは七変化。さながら彼女がモデルを務めるランウェイのようだ。
ベッドルーム・ポップの親密さとイマジネーション、そしてR&Bの豊かで物憂げなグルーヴを融合させた『If』には、先日リリースしたEP「PICNIC」とはまた違った沖縄らしさを前面に出した楽曲が並ぶ。忘れられないメロディーを作る才能と、ソフトで繊細なボーカルの魅力を堪能できる作品となっている。
沖縄出身のグレースは、アーティストとしての自分の感性には故郷が欠かせないと考える。「第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けた故郷の島の出身です。この島の人々は美しく、純粋に幸せです。その沖縄の精神を皆さんとも共有したいと思っています」と語っており、沖縄から世界へ音楽を届ける。
「Karaoke Queen」ティザー映像