広告・取材掲載

平沢進、1996年に行ったインタラクティヴ・ライヴ・ショー「SIREN – 架空のソプラノ」音源を明日配信

アーティスト

平沢進「架空のソプラノ Interactive Live Show SIREN」

来年3月に7年ぶりのインタラクティヴ・ライヴ・ショーを開催することを発表した平沢進が1996年9月5日に東京・芝メルパルクホールで行ったインタラクティヴ・ライヴ・ショー「SIREN – 架空のソプラノ」の音源を、明日11月27日よりデジタル配信する。

この模様は1997年1月にVHSで発売され、2007年にDVDがファンクラブ会員限定で販売されたが、音源のみの形では初の商品化。自己喪失に陥り、コンテキスト・ケイジに閉じ込められたヒラサワが自我同一性を回復するというストーリーで、その前年の「SIM CITY」に出演したMiss N(ミス・エヌ)、Miss Aeh(ミスエー)という、タイのSP-2(第2の女性)2名が参加し、オリジナル楽器、チューブラ・ヘルツも大活躍。レーザー光線をオーディエンスが持ち込んだたくさんの鏡でリレーする“緑の神経網”という試みもなされた画期的なライヴ・ショーだった。

同日には、日本コロムビア内のTESLAKITEレーベルから発表したアルバム「SIREN(セイレーン)」(1996)と「救済の技法」(1998)が、それぞれボーナス・トラックを含むカラーヴァイナルLP2枚組で発売される。

関連タグ