『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』
東京・お台場の『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』(以下、『チームラボボーダレス』)に、冬の景色が登場した。
《お絵かきクリスマス》
12月31日(金)までの期間限定で、クリスマスの街に変化するのは《お絵かきクリスマス》。ここでは入口に設置された用紙から、サンタクロース、建物、乗り物など自分の好きなものをセレクトして自由に色を塗ろう。塗り絵をした用紙をスキャンすると、自分が塗った作品が3Dとなって壁に出現し、街を彩っていく。
色を塗った用紙をスタッフに渡し、スキャンしてもらう
サンタクロースが壁に現れた! これからプレゼント配布の旅に出ます
壁に現れた作品をタッチしてみると、サンタクロースがプレゼントを配ったり、乗り物が動いたりとインタラクティブなアートを体験することもできる。反応はイラストごとに異なるので、さまざまなところに触れて体感してみよう。
自動車をタッチすると、前輪を上げてウィリー走行を見せる。かっこいい!
グッズエリアの《お絵かきファクトリー》では、《お絵かきクリスマス》で描いたサンタクロースや建物などの作品を、缶バッジやタオル、Tシャツなどのグッズにして持ち帰ることが可能。タブレットを使って簡単に注文することができ、来場の記念になるのもうれしい。
《お絵かきファクトリー》のタブレットには、《お絵かきクリスマス》でスキャンした作品が一覧で並ぶ
作品は2つまで入れることが可能
缶バッジ(1個500円)
また、『チームラボボーダレス』の人気作品も冬仕様に。《呼応するランプの森》では、氷の洞窟の色彩を表現した「氷洞(アイスケイブ)」(12月〜1月)、真赤な炎の色彩を表現した「Flame」(1月)が登場。
《呼応するランプの森 – ワンストローク、氷洞(アイスケイブ)》
《呼応するランプの森 – ワンストローク、Flame》
ほかにも、悠久の里山の描いた《地形の記憶》では「吹雪」(12月〜2月)が舞い、《増殖する無量の生命》や《積層された空間に咲く花々》では時期限定の花々が見られるとのこと。
《地形の記憶 / Memory of Topography》teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi 12~2月 吹雪(写真=オフィシャル提供)
《積層された空間に咲く花々 / Flowers – Layered Ultrasubjective Space》teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko Tanaka 12月、1月(写真=オフィシャル提供)
《増殖する無量の生命 / Proliferating Immense Life – A Whole Year per Year》teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi 12~2月(写真=オフィシャル提供)
『チームラボボーダレス』は2022年8月末をもって閉館(東京都心部に移転)することが決定しているため、お台場での冬は今回が最後。季節限定の作品を堪能できる貴重なこの機会、ぜひ見逃さずに足を運んでほしい。