Damian Hamada’s Creatures、初ライヴ開催 ダミアン浜田陛下が22年振りに降臨
地獄の大魔王・ダミアン浜田陛下が率いるDamian Hamada’s Creatures(D.H.C.)が全世界初となるライヴを11月28日 神奈川・KT Zepp Yokohamaにて開催した。
昨年の魔暦22(2020)年に衝撃のデビューを果たし、2枚の聖典(アルバムのようなもの)と今年11月10日に第Ⅲ聖典「魔界美術館」を発表したD.H.C.がようやくベールを脱いだ。
ライヴは第Ⅲ聖典「魔界美術館」のリード曲「嵐が丘」からスタート。ダミアン陛下に改臟され鍛え上げられたバンドメンバーの強靭なパワーとテクニックに裏付けされた見事な演奏でダミアン浜田陛下ワールドが繰り広げられた。そして、ヘヴィメタル界の超新星として話題のヴォーカリスト・さくら“シエル”伊舎堂の「今日はやっと私たちの初のライヴが開催出来ました。溜まり溜まったものを全て吐き出しますので、心行くまで地獄の底まで落とされて下さい!!」という挨拶を挟み、会心の5曲を披露。会場は強力な魔力に支配されていった。
そして、ステージ中央に鎮座していた玉座に、突然ダミアン浜田陛下が降臨。思わぬ出来事に会場からは歓喜の声が。ちなみに、このライヴでは成⼈男性が⼤声で叫んでも⾶沫が⾶ないという、経済産業省に報告済みの「マスクメガホン」を導入している。コロナウイルスによる障害を見事に封じ込めた悪魔の試みによって、こうして安全にエンタテインメントを楽しむことが可能となった。
しかし、こうしてステージに降臨した陛下だが、どうやら侍従長にそそのかされた様子で、「侍従長に、ここが特等席です!と言われ座ってみたが、改臟人間のライヴを背中越しにしか観られないし、しかも、観客とご対面~ん!する事になり恥ずかしいではないか!!」との言葉が。
その後も演奏が続き、再び玉座に座った陛下だが、メンバーそして観客から是非とも一緒に演奏して欲しいとせがまれステージ中央に。そして、遂に、「Running Like a Tiger」と「魔界美術館」の2曲を披露した。これまでD.H.C.の聖典でも一切演奏をしなかった陛下が、22年の沈黙を破り、待望のギター演奏しかもギターソロまでも披露、会場に集った信者からは再び大きな歓声が上がった。
続くアンコールでは、聖飢魔IIの「魔王凱旋」「怪奇植物」を披露、ダミアン浜田陛下も再びギターで参加。聖飢魔II信者にとっては最悪(最高)のサプライズとなりクライマックスに突入、最後はD.H.C.のデビュー曲「Babel」で締めくくった。
こうして、ダミアン浜田陛下の降臨、そして、大魔王と改臟人間による圧巻の演奏で、観客の心を見事に切り刻んだ初のライヴ「Damian Hamada’s Creatures 1st Live 魔界小学校入学式典 ~ Devilish Hell Ceremony ~」は成功裏に終演を迎えた。
最後に、ダミアン浜田陛下から、関東以外でもライヴを行う予定であることが発表され、地球魔界化計画が着々と進んでいる事が告げられた。