乃木坂46、新曲「歳月の轍」「あなたからの卒業」「Hard to say」MV予告編を一挙公開
12月15日に発売する乃木坂46初のベストアルバム「Time flies」の完全生産限定盤・初回仕様限定盤のDisc3に収録する新曲3曲、「歳月の轍」「あなたからの卒業」「Hard to say」のミュージックビデオ予告編が、オフィシャルYouTubeにて一挙に公開スタートした。
生田絵梨花が最後となるソロ作品「歳月の轍」のミュージックビデオは、10月下旬に東京国際クルーズターミナルにて、客船が行き来する海の玄関口で「旅立ち」をテーマに撮影を行なった。実際に本人がピアノを弾き、リップシンクは何テイクか撮影する予定だったものの、1回目の撮影で生田の目から涙が溢れ、「これを超えられるものは撮れないだろう」という判断のもと、1テイク目で終了。また撮影終盤では、生田が今までの歩みを見ているシーンを撮影すると本人に説明するも、実際にはメンバーから自撮りのコメントが映し出され、生田は泣きながら、ひとつひとつ頷いていた。映像ディレクターとして、乃木坂46では「ごめんねFingers crossed」「Wilderness world」などのミュージックビデオを手掛けた東市篤憲が監督として指揮を執った。
そして卒業を発表している新内眞衣の最初で最後となるソロ作品「あなたからの卒業」のミュージックビデオは、10月下旬頃にニッポン放送の協力のもと、実際のスタジオで撮影が行なわれた。新内本人がパーソナリティー、そしてリスナー役も演じており、トークの部分は全て本人が原稿を書き、リスナー役としては、なんと14種類の衣装を着こなした。また曲が終わった後のラストシーンは、本人が途中言葉に詰まりながらも話している様子を全てノーカットで収録している。映像ディレクターとして、乃木坂46ではたくさんのミュージックビデオを手掛けた伊藤衆人が監督として指揮を執った。
そして最後のアンダー曲「Hard to say」のミュージックビデオは、10月中旬から下旬にかけ、様々な所で撮影を敢行。当楽曲は現アンダーメンバーだけでなく、これまでアンダーメンバーを経験したことがあるメンバーも全員参加しており、それぞれ記憶に残っている場所を訪れ、過去の自分を思い出す事がテーマとなった。ロケ地は全て14ヶ所となり、28thシングルC/W曲「マシンガンレイン」のミュージックビデオの撮影場所など、比較的最近の場所もあれば、齋藤飛鳥の2014年に初めて(トルツメ)アンダーライブを開催した渋谷O-EASTなど、新旧問わず、おのおの思い出の地を巡った。映像ディレクターとして、乃木坂46では「他の星から」「羽根の記憶」「三番目の風」などのミュージックビデオを手掛けた岡川太郎が監督として指揮を執った。
ベストアルバム「Time flies」に収録する新曲4曲のミュージックビデオは、初回仕様限定盤の特典映像として収録される事も決定している。