K-POP授賞式「2021 MAMA」世界約200地域を熱く盛り上げ閉幕、BTSが大賞4つを総なめ
K-POP授賞式「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(2021 MAMA)」が、盛況の内に幕を閉じた。
「2021 MAMA」は歴代級のステージスケールと先端公演技術の融合、そしてアーティストたちの驚くべきパフォーマンスがひとつになり、MAMAの歴史の新しい一ページを飾った。
イ・ヒョリとMnetの人気番組「STREET WOMAN FIGHTER」(通称:スウパ)全クルーがパフォーマンスを通して見せてくれた新しい時代の価値や第4世代アイドルグループたちが表現する希望の未来など、多様なストーリーがあるパフォーマンスに加えて、RAIN、ソン・ジュンギ、エド・シーラン、ハン・イェリまでアンバサダーたちのメッセージを通じて国、人種、世代の壁を乗り越え、偏見なくお互いの価値を尊重し、世界がより大きなひとつになる強力な音楽の力を経験させるという“MAKE SOME NOISE”コンセプトにもとづき、アーティストとファンが一緒に音楽でコミュニケーションし、楽しめる祭典の場を作り上げた。
「2021 MAMA」は韓国ではMnet・tvN SHOW・Oliveで同時生中継され、Mnet Japan、tvN Asia、JOOXなどアジア各地域のチャンネルとプラットフォーム、YouTube「Mnet K-POP」他、全4つのチャンネルを通じて世界200以上の国や地域でも生中継された。
MAMAが行われている間、オンライン上でもグローバルK-POPファンたちの反応は終始熱く、「2021 MAMA」がTwitterリアルタイムトレンドで世界1位となった。また、MAMAイベント関連キーワードが全世界36の地域で1位となる底力をみせつけた。MAMA出演アーティストへの関心も高く、「2021 MAMA」イベント名と出演者アーティストなど関連キーワードが韓国をはじめ、アメリカ、ベルギー、イタリア、ブラジル、マレーシア、アラブ首長国連邦など113の地域でTwitterトレンドランキングに名を連ねた。また、「Worldwide Fans’ Choice TOP 10」を選定したApple Music、Twitter公式サイトで行われた投票数を合算すると、約1億1,221万あまりの票を記録し、グローバルK-POPファンの熱い関心を証明した。
2年ぶりに観客を招待して行われた「2021 MAMA」は、舞台演出力の頂点に立ち、なぜMAMAが国内外のアーティストに一度は立ってみたいと思わせる羨望のステージであるのかを確実に見せた。Mnetの独創的な舞台演出力にAR、XRなど各種先端技術とアーティストたちのパフォーマンスが加わり、国内外のK-POPファンに見どころを提供した。
NCT127は韓国最大規模のXR技術を活用した圧倒的なステージを披露。XR技術で過去と現在、未来の光化門を再現した背景がステージの周りを囲みヴァンパイアの世界観を表現した「Favorite(Vampire)」がステージの集中度を高めた。3年ぶりのステージとなったWanna Oneもまた、AR技術でステージ上を華やかな春に変え、再会のよろこびを表現し、ステージで成熟した姿を見せながら待ち構えていたファンに素晴らしいひとときをプレゼントした。
ATEEZはレーシング・ドローン共同でステージを飾った。「Turbulence」のステージでは、ワールドドローンレーシング選手権1位のキム・ミンチャン選手が操縦したドローンで動く灯台の火とともに感性豊かなダンスを踊り、ATEEZの強みであるパフォーマンスをさらに際立たせた。唯一無二のメタバースな世界観を誇るガールズグループaespaのステージは、目を引くのに十分すぎるほど。aespaがアバター”ae”と”Black Mamba”に対抗するというアーティスト特有の世界観であるストーリーをAR技術を通じてステージ上で初めて具現化した。現実のメンバーaespaとアバター”ae”は完璧な呼吸で楽曲「Savage」に合わせてカル群舞を披露した。AR技術で完成した仮想現実のアバター”ae” aespaの登場は、K-POP公演の新しいパラダイムを示した。
とくにホストのイ・ヒョリとK-ダンスブームを巻き起こし、人気を博しているMnet「STREET WOMAN FIGHTER」クルーたちとのコラボステージは、“間違っても、上手くできなくても主体的に自分のやりたい通りに動く”というメッセージを伝え、自信と肯定的な態度で代表される新しい時代の女性像を見せた。彼らのパフォーマンスは、見る人々にパンデミックで身動きが取れない今、このような状況を乗り越える“希望と連帯”のメッセージを伝えた。
この他にも、MAMAならではの特別なステージは、ファンを虜にした。韓国HIPHOPの現在と未来を代表するDynamic Duo、Paloalto、GIRIBOY、lIlBOI、JUSTHIS、イ・ヨンジ、チョ・グァンイルが作り上げた韓国ヒップホップのレジェンドステージ、第4世代ガールズグループを代表するITZYと「イカゲーム」でグローバルスターとなった俳優ホ・ソンテのコラボステージ、世界中で4500万枚以上のアルバムと1億5000万枚以上のシングルを売り上げた今を代表するアーティストエド・シーランの特別ステージなどがファンを楽しませた。
今年の「2021 MAMA」はグローバルK-POPトレンドを反映した大衆性と作品性を審査にすべて反映するために、審査方式に大々的な変化を図った初年となった。
世界167ヵ国でサービスされているグローバル音源プラットフォームApple Musicのデータを審査に追加反映。また、様々な指標と専門審査委員による定量的な評価で、今年1年のK-POP発展に貢献したアーティストと作品を選定する部門と、グローバルK-POPファンが参加したグローバル投票で、今年のK-POPトレンドをリードしたアーティストを選定する部門に分けて審査を行った。また、グローバル授賞式で公正性を確保するためにアカデミー授賞式の投票管理を90年近く行ってきたPwCの関連会社であるSamil PwCにおいて投票集計及び全過程の検収を行った。
そして4つの大賞である「今年の歌手賞(Artist of the Year)」「今年の歌賞(Song of the Year)」「今年のアルバム賞(Album of the Year)」「Worldwide Icon of the Year」の栄光はすべてBTSが受賞した。
BTSは「今年も僕たちがARMYの皆さんの愛のおかげで貴重な賞を受賞できました。今年一年努力しましたが、僕たちの心を込めた音楽に共感して一緒に楽しんでくださって感謝します。僕たちと一緒に素敵な曲とパフォーマンスを作るために努力したすべての方々と以上の栄光を分かち合いたいです。何よりも僕たちの音楽を熱く愛してくださる、ARMYの皆さんと一緒にもらう賞だと思います」と感想を述べた。「大変な瞬間にBTSの音楽が少しでも慰めと希望になれるようもっと頑張りたいです」と伝え、今後の活動をさらに期待させた。
MAMA初の女性ホストイ・ヒョリ、プレゼンターとして出演したオム・ジョンファ、ピ(RAIN)などK-POP新旧世代の出会い毎年最高のアーティストラインナップを披露してきたMAMAは、今年もK-POPの過去と現在を代表する超豪華アーティストラインナップを誇る“世界最大級のK-POP音楽授賞式”としての地位を再び立証した。
過去20年以上、K-POPの歴史をともにしてきた歌手イ・ヒョリがMAMA初の女性ホストとして「2021 MAMA」に参加し、K-POP代表ミュージシャンのピ(RAIN)、オム・ジョンファ、チェ・スヨン、ティファニー・ヤング(順不同)らがプレゼンターとして参加。また、aespa、ATEEZ、Brave Girls、ENHYPEN、ITZY、NCT 127、NCT DREAM、NCT U、Stray Kids、TOMORROW X TOGETHER、JANNABIなど今年1年間のグローバルK-POPトレンドをリードし、国内はもちろん海外ファンからも愛されてきたアーティストたちが参加し最高のステージでファンの声援に応えた。
この他にもK-コンテンツの無限の可能性を世界中に示し、今年一年グローバルな活躍を見せたクォン・ユル、キム・ソヒョン、キム・ヨンデ、キム・ヘユン、ナム・ユンス、ノ・ホンチョル、ソン・ジュンギ、アン・ボヒョン、ヨ・ジング、イ・ドヒョン、イ・ソンビン、チョ・ボア、チョ・ジョンソク、ハン・イェリ、ホ・ソンテなどがプレゼンターとしてステージに立ち、「2021 MAMA」を一層輝かせた。
MAMAは1999年にMnet「映像音楽大賞」としてスタートし、2009年にMAMAとして新しく生まれ変わり、今年で13回目を迎えた。韓国主催の授賞式として初のグローバル進出、初のアジア3地域同時開催、初のドーム公演場開催など、度重なる試みで進化と発展を遂げ、K-POPのグローバル化に貢献したという評価を受けている。