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ピンク・フロイド「驚異」が初BD化、修復&再編集され伝説の“点滅パッケージ”で限定復刻

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ピンク・フロイド「驚異(RESTORED & RE-EDITED)」

史上最大規模の“光と音の大スペクタクル・ショー”と呼ばれる1994年のピンク・フロイドのラスト・ツアーを収録した映像大作「驚異」。2006年のDVD発売時には第21回日本ゴールドディスク大賞「ザ・ベスト・ミュージック・ビデオ」も受賞した歴史的超大作が、オリジナル・マスターテープからレストア(修復)、リエディット(再編集)され、初めてBlu-rayで発売されることが決定した。

更には1995年のライヴCD「P.U.L.S.E」での伝説のパッケージ=交換可能な単3電池2本が埋め込まれ、赤いLEDライトが点滅する「“P・U・L・S・E”シグナル付」での限定復刻となる(2x Blu-rayおよび2x DVDの完全生産限定デラックス・ボックス・セット)。

DISC1は、当時“THE GREATEST SHOW ON EARTH”と称されたThe Division Bell Tourより、1994年10月20日英ロンドンのアールズ・コートでの、あの名盤「狂気」の全曲再現ライヴ(同作をフル演奏したライヴ録音としては唯一のもの)を含む全22曲を収録。荘厳なピンク・フロイドの音世界とともに、史上最大のステージセット、美しく摩訶不思議な映像を写し出す大円形スクリーン、目が眩む光の洪水(ヴァリライトが生き物のように動き回り、レーザー光線が会場中を照らし出す)、牙の生えた巨大ブタは宙を舞い、巨大ミラーボールが光を放つ。それまでのコンサートの常識や定義を大きく変えた2時間25分の伝説のコンサートをフル収録。

DISC2にはミュージック・ビデオ、リハーサル映像、スクリーン映像、ドキュメンタリー他、2時間16分にも及ぶボーナスコンテンツ、貴重映像が満載。空前のスケールで行われたピンク・フロイド史上最高峰のライヴ、トータル4時間半を超える超大作・巨大絵巻が究極のクォリティ、究極のパッケージで生まれ変わる(日本語字幕付)。

映像は2019年の「ザ・レイター・イヤーズ」リリースにあたり、オリジナル・マスター・テープから入念な修復と再編集を施したもの。2006年のDVDリリース時にヒプノシスのストーム・トーガソンが制作したアートワークは、今回はオーブリー・パウエル(ヒプノシス)監督のもと、ストーム・スタジオのピーター・カーゾンがデザインを新たに手がけている。2BDと2DVDの豪華デラックス・ボックスにはライヴ写真満載の60ページのオリジナル・ブックレットとともに、歴代日本担当者の証言などを収録した日本盤独自の44ページ別冊ブックレット「ピンク・フロイドへの道」が付随。

ニック・メイスンは点滅するLEDライトについてこう語る。

「あれは本質的に、私たちが楽しいと考えた装置なんだ。元々はストーム・トーガソンのアイデアで、『狂気』の象徴的な心臓の鼓動にも関連している。そう、つまりライヴ・アルバムだからボックスが『生きている』んだね。シリアスでディープな意味を求めて理解に苦しんでいる人がいるかもしれないけど(笑)」

ピンク・フロイド「驚異(RESTORED & RE-EDITED)」はDELUXE 2Blu-ray VersionとDELUXE 2DVD Versionで2022年2月18日発売。なお、LEDライトが点滅する“P・U・L・S・E”シグナル付限定パッケージは、特殊仕様なため、初回プレスのみとなる。