中川翔子、2年ぶりのクリスマスディナーショーにてしまじろうと一緒に映画主題歌初歌唱
12月21日、東京・ザ・プリンス パークタワー東京にて中川翔子の2年ぶりとなる「中川翔子 クリスマスディナーショー2021 Shoko Nakagawa presents X’mas ディナーショー2021 〜One for all〜」が開催された。
バイオリンとピアノの煌びやかな演奏ともに、青いドレスに身を包んだ中川がステージに登場。松本隆作詞、筒美京平作曲の名曲「綺麗ア・ラ・モード」で、一気に会場はクリスマスムードに包まれる。
「2年ぶりにディナーショーが開催できて本当によかったです。みんな健康でいてくれてありがとう」とファンへの感謝を伝えた。
さらに、今の季節にぴったりの「snow tears」から、ディナーショーアレンジの「涙の種、笑顔の花」を大人の雰囲気たっぷりに歌い上げる。
センターステージへ移動すると代表曲「空色デイズ」からの「through the looking glass」を披露し、そのままディズニーメドレーへ。目の前で歌われる有名曲の数々と中川の姿に、会場のファンは酔いしれていた。
バンドメンバーが「フライングヒューマノイド」と「つよがり」を、バイオリンを含めたインストアレンジで演奏後、中川は、レースがあしらわれたピンクのドレスに衣装チェンジし、大胆に肩を出した姿で再登場。そのまま、ドレスにぴったりの「ストロベリmelody」で魅了した。
さらに、「ちょべりGood Time」では配信用カメラを意識しすぎて歌詞を忘れてというお茶目なハプニングも。続いてアップナンバーの「pretty please chocolate on top」では、サビのフリも相まってかわいらしい中川の一面を存分に味わえる時間になった。
さらに事前にファンクラブで募ったリクエストに応える形で「ミスター・ダーリン」「愛いっぱい、せいいっぱい」を歌唱し、ピンクのサイリウムでいっぱいの会場は、中川とファンの想いが通じ合う空間となった。
続く「Ivy」ではなんとマイクを置いて、客席へ降りるというファンサービス。フェイスシールドごしながら、距離を感じさせないほどの笑顔で手を振る中川。2年越しにファンに逢えた喜びが溢れ出しているようだった。
ここで、2022年3月9日リリースの新曲「君のまんまが いいんだよ」が、同年3月11日公開の映画しまじろう「しまじろうと きらきらおうこくのおうじさま」主題歌に決定したことを発表すると、しまじろうがステージにサプライズ登場。中川としまじろうが5月5日で同じ誕生日ということで中川にとってはずっと逢いたかったしまじろうとの念願の共演になった。
また合わせて2022年5月5日に東京・豊洲PITにてバースデーライブの開催を発表。ファンにとっては嬉しいサプライズ発表の連続となった。そのまま、しまじろうと仲良く手を繋いで一緒に新曲を初披露。中川のライブでは珍しいしまじろう色に合わせて黄色のペンライトに会場が包まれた。
ヒャダイン(前山田健一)が作詞作曲を手掛けた本楽曲は、中川がゲスト声優を務める、パール王子の母“エメラルダ女王”の目線で作られた。自分に自信をもっていいんだよ。と子どものみならず、聞いた人のすべてを肯定してくれる、中川も「自己固定感UPの魔法の曲」という程、とても温かい一曲になっている。
ラストナンバーはライブの定番曲「ドリドリ」。久しぶりにファンと一体となったライブで、緊張も笑顔に変えた最高のステージパフォーマンスを披露し、大団円のうちにショーは幕を閉じた。