これまで数々のアニメソングを世に送り出してきたfhánaが4年振りとなる4thオリジナルアルバムをリリースすることが決定した。リリース日は2022年3月30日(水)の予定。
本アルバムにはTVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OP主題歌である「愛のシュプリーム!」や、アルバム初披露となる新曲も収録される。初回限定盤の特典Blu-rayには、2019年12月に舞浜アンフィシアターにて開催された「fhána where you are tour 2019 -divine-」のフルサイズ映像と、2020年6月と12月に開催されたオンラインライブ「Pathos」と「Ethos」から厳選したライブ映像を収録される予定だ。
また、2022年1月15日にBillboard Live TOKYOにて開催された「fhána where you are tour 2019 -divine-」のオフィシャルミニレポートも到着しているので引用する。
■"fhána Love Supreme! Tour 2021-2022"東京公演 ミニレポート
「皆んなで一緒に物語の続きを紡いで行こう」
ツアー初日となる東京公演、注目の1曲目は"使命"がテーマの「calling」で幕を開け、メンバーたちのこのライブに懸ける想いや覚悟がビシビシと会場中に伝播した。
有観客によるワンマンライブは約2年振り。本来は昨年9月に「愛のシュプリーム!」のリリースを記念して、Billboardという普段とは違うスペシャルな空間で開催予定だった本ツアーだが、情勢により延期となり、ようやく2年以上振りにメンバーとファンたちが邂逅を果たすことが出来た。最初のMCでリーダー・佐藤が「ただいま!fhánaです!」と告げると、大きな拍手が巻き起こり涙するファンの姿もあった。kevinが「皆さんに会える機会に飢えていた」と語り、激動の2年間の間に失われた何かを埋めるように、ファンたちと、towanaの歌、メンバーの演奏、照明演出、すべてが絡み合い、溶け合い、大きな塊となってライブのボルテージはどんどん高まっていった。ツアータイトルである「愛のシュプリーム!」では愛に満ちた最高にハッピーな空間に包まれた。
佐藤が「この2年間は悲しいことばかりではなかった」と語ると、towanaが「そう、悪いことばかりではなかった。この情勢になったからこそ「Pathos」や「Ethos」を作ることが出来たから。」と、500本近くのファンたちのコーラスを重ねて作った「Ethos」について語る。佐藤が「今はまだ一緒に声を出して歌えないけど、心の中で歌ってください」と語ってから披露された「Ethos」の前奏ではtowanaが心の中で歌う観客席に向かってマイクを向け、声は出さずとも感動的なまでの一体感に包まれていた。
最後のMCでは佐藤が「fhánaにはまだまだ果たさなければならない使命がある。みんなで一緒に物語の続きを紡いで行きましょう。一緒に旅を続けましょう。」と語り、fhánaと"ふぁなみりー"(fhánaファンの呼称)との絆はさらに深まった。
「fhána Love Supreme! Tour 2021-2021」は1月29日(土)の大阪公演でファイナルを迎える。4年振りとなる4thオリジナルアルバムのリリースを発表したfhánaのライブを、Billboard Liveの極上の音響とスペシャルな空間で楽しめるまたとない機会だ。彼らと一緒に物語の続きを紡いでいただきたい。
さらなる活躍が期待されるfhána。今後も見逃すことができない。