3月18日に発売されるBiSHのモモコグミカンパニーの小説デビュー作『御伽の国のみくる』(河出書房新社)の書影&オリジナルPVが公開された。
『御伽の国のみくる』の主人公は、メイド喫茶店員の「友美」。アイドルの夢にもがき、悩みながらメイド活動を続けていた彼女は、信頼していた人間の裏切りをきっかけにバランスを崩していく。一方、友美の唯一のファンである「ひろやん」は、母親を介護する日々のなかで、メイドとして頑張る彼女を推し続けていたのだが……。裏切り、妬み、失望の果てに、友美が見つけた答えとは?
装画を描いたのは大人気画家・イラストレーターの有村佳奈。鏡に映る“みくる”は咲き誇る花の前でメイド服を着ているが、目は隠され、どこか虚ろな雰囲気で佇んでいる。そして手前には“友美”がいるはずだが……。背景の黒、塗りこめられた色、他にも、物語を象徴するデザイン上の仕掛けが散りばめられている。
広告・取材掲載