金子三勇士 (C)Seiichi Saito
ピアニスト・金子三勇士の最新アルバム『フロイデ』が、2022年3月4日(金)にクラシックの名門レーベル、ドイツ・グラモフォンから発売。最新ミュージック・ビデオ〈G線上のアリア〉が公開された。
世界中で親しまれてきたJ.S.バッハの〈G線上のアリア〉を金子が編曲。今回レコーディングが行われた東京都の稲城市立iプラザホールで撮影されたミュージック・ビデオは、ホールの客席をバックに演奏する金子のピアノの音色が優しく響き、心癒される映像に仕上がっている。
アルバム『フロイデ』は、金子の日本デビュー10周年を記念して制作され、リストが編曲したベートーヴェンの交響曲第9番から第4楽章を金子がアレンジしたスペシャル・ピアノ版〈フロイデ〉、シューベルト(リスト編曲)の〈アヴェ・マリア〉、モーツァルト(リスト編曲)の〈アヴェ・ヴェルム・コルプス〉、そして金子が編曲を手掛けたJ.S.バッハの〈G線上のアリア〉といった、世界中から愛され続けるクラシック名曲4曲が収録されている。
また、スペシャル・ピアノ版〈フロイデ〉は3月5日(土)にサントリーホールで開催される日本デビュー10周年記念リサイタルで世界初披露される楽曲となっている。
2019年には、映画『蜜蜂と遠雷』で準主役のマサルのピアノ演奏を担当して大きな話題となり、現在、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」の司会者としてレギュラー出演し、軽快なトークを交えたリサイタルも人気の金子三勇士。ダイナミックで説得力のある演奏と共に、交響曲の編曲を手掛けるなど、作品でみせる新たなる挑戦にも注目したい。