サントリーほろよいCMソング「今夜はブギー・バック nice vocal」と「水星」の公式マッシュアップを2タイトル同時配信

アーティスト

kZm × 佐藤千亜妃「今夜はブギー・バック nice vocal × 水星」

サントリースピリッツが公開したTV-CM「ほろよい飲んで、なにしよう?」のために制作された楽曲、「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」と「今夜はブギー・バック nice vocal × 水星」2バージョンのフルサイズ音源にそれぞれのInstrumentalバージョンを加えた各2曲入りシングルが本日配信された。

本楽曲は、2013年にリリースされたtofubeatsによる「水星」と、1994年にリリースされた小沢健二(feat.スチャダラパー)さんによる「今夜はブギー・バック nice vocal」をマッシュアップアレンジによって組み合わせた楽曲。CMのアニメver.では、kZm × 佐藤千亜妃による「今夜はブギー・バック nice vocal × 水星」(Prod. Chaki Zulu)、実写ver.では、池田智子 × TENDREによる「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」(Prod. 冨永恵介)が使用されている。

CM公開後、「ほろよいのCM」がTwitterでトレンド入りするなど話題を呼んでおり、CMソングに関する感想や、楽曲の配信リリースを望むコメントも数多く寄せられていた。

制作者コメント

柳沢翔(サントリー「ほろよい飲んで、なにしよう?」CMディレクター)

古川琴音さんのナレーション撮りの時、少し時間が余ったのでみんなでフルを聴こうとなりました。
「せっかくだから爆音、低音強めで」と、MAルームの高精度スピーカーが音割れするギリの大音量で2曲を流しました。
メロウでスムースな歌声の競演。Chakiさんトラックの腹に響く重低音、冨永さんトラックの圧倒的心地良さ。
グッドミュージックを全身で感じられる至福に、一瞬コロナ前のクラブにいるような錯覚を覚えました。
2ループ目はMAルームの明かりを落としてさらに爆音で。もはや音割れも関係なし。いつの間にかみんなが身体を揺らしていて、いつかのダンスフロアにいるような。ああ、この感じなんだっけ?と思いだすとそれは閉店間際の、朝方のクラブ。最高にチルな、そしてちょっとセンチメンタルな時間帯。
「夜明けのパーティーアンセム」、この2曲の選曲理由を冨永さんに聴いた時返ってきた言葉です。ああ、本当に素敵な曲だな。次は狭くてうるさいクラブで聴きたいな。

冨永恵介(音楽企画・制作・選曲、サウンドプロデュース:「水星×今夜はブギー・バックnice vocal」/ 池田智子 × TENDRE)

サントリーほろよいは、主に20〜30代の女性を中心に、加えて40〜50代でも飲まれている方がいらっしゃる、と聞いて、ではその双方のジェネレーションに向けた音楽であるためには、というフォーカスで選曲とマッシュアップアレンジの制作に取り組みました。
古今東西さまざまな楽曲を選曲していく中で、私自身にとっても、ティーンのときから心のベスト10大名曲でありつづける「今夜はブギー・バック」、そして10年代のブギー・バックと呼ばれ、こちらも稀代の名曲である「水星」。
両曲に共通するダンスフロアの情緒、という点に思い当たる節があり、恐れ多いとおもいつつも、この2つのマスターピースを実験的にMIXしてみたときに、部屋にいながらにしてもう踊り出したいようなワクワク感と、甘酸っぱいノスタルジーな気持ちと、その両方に駆られました。その時感じた得もいわれぬ気持ちを、世代を超えてみなさんと共有できたら、それがなにより嬉しいです。
類稀なセンスと見事な歌唱をご披露・ご提供してくださったアーティストのみなさま、そして20年代のブギー・バックを生み出してくれたChaki Zuluさん、今回マッシュアップという変化球アイデアのため、NGといわれても仕方ないという覚悟で臨んだ利用申請に対して、寛容なお気持ちで許諾していたいだいた著作者、権利者のみなさま、偉大なるみなさんのおかげで、形あるものになりましたこと、大きなリスペクトとともに、ここに心から深く感謝申し上げます。

https://www.youtube.com/watch?v=-M4o5oI2d2o

https://www.youtube.com/watch?v=2pkNQuYgigw

https://www.youtube.com/watch?v=yAY4xent-tA

https://www.youtube.com/watch?v=HegrHyKwB0I

https://www.youtube.com/watch?v=a6WJGXc99YM