ピンク・フロイド、デビュー55周年記念第3弾は2ndアルバム「神秘」MONO盤の限定アナログ復刻
ピンク・フロイド・デビュー55周年記念、第1弾「驚異(RESTORED&RE-EDITED)」、第2弾「夜明けの口笛吹き(MONO)」に続く第3弾として1968年に発表されたピンク・フロイドの2ndアルバム「神秘」が、マニア垂涎のレア盤、オリジナルMONO MIX、180g重量盤でアナログ・リイシューする。
音源は1968年のオリジナル・モノラル・アナログ・テープから、ピンク・フロイドのすべての音を司るジェームス・ガスリーと、ジョエル・プラント、そして、バーニー・グランドマンによって2019年にリマスターされ、2019年のレコード・ストア・デイで限定リリースされたもの。そのクォリティが全世界で大絶賛されたMONO盤が、今回デビュー55周年記念で新装限定復刻、4月29日発売となる。
「神秘」は1968年発表、シド・バレットがドラッグの過剰摂取によって精神が不安定な状態へと陥り脱退へと向かい、新たなギタリストとしてデヴィッド・ギルモアが迎えられるなど激動のなか制作された2作目。前作のスタイルを踏襲したコズミックなサイケデリック・サウンドに彩られた本作からは、ウィリアム・バロウズの小説にインスパイアされてロジャー・ウォーターズが書き上げた「太陽讃歌」や12分にも及ぶ4部構成からなる表題曲など、この時期のステージにおけるハイライトにもなった名曲が生まれた。アルバムの制作途中でバレットを失ったバンドにとって、その後の4人体制に向けてのスタート地点ともなった重要作。全英チャートでは9位にランク・イン。
また、ピンク・フロイド・デビュー55周年記念の第1弾として2月18日に発売され、あっという間にSOLD OUTとなっていた、1994年のラスト・ツアーの映像を修復、再編集した「驚異(RESTORED&RE-EDITED)」の2Blu-ray Versionが再プレスされ最終入荷。超特殊仕様の点滅パッケージ輸入資材を海外の在庫分から少量再確保、国内盤として再プレスしたもの。国内盤はLEDライトが点滅する“P・U・L・S・E”シグナル付特殊仕様(輸入資材使用)で盤は日本プレス(日本語字幕付)、60Pオリジナルブックレット+44P日本盤のみの別冊ブックレット「ピンク・フロイドへの道」が付随。「驚異(RESTORED&RE-EDITED)」点滅パッケージの国内盤を入手できるのはこれが最後のチャンスとなる。