短編小説集『細野晴臣 夢十夜』本日発売、帯コメントはオダギリジョーが担当
細野晴臣が実際に見た夢が綴られた「夢日記」をもとに、新たに朝吹真理子氏、リリー・フランキー氏、塙宣之氏(ナイツ)の3人の著者が書き下ろした異色の短編小説集『細野晴臣 夢十夜』が、3月18日にKADOKAWAより発売される。価格は2,200円。
2006年7月〜2007年3月の間、「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された人気連載・細野晴臣が実際に見た夢を綴ったエッセイ「夢、それはドリーム…細野晴臣夢日記」が15年の時を経てついに書籍化。
細野氏本人からも、あとがきで「軽薄な夢でも、夢分析されたらきっと恥ずかしいことになりそう。しかし、あれこれ不安なことを吹き飛ばす要素が加わり、嬉しい出版になりました。それは素晴らしい執筆陣に、これまた素晴らしい文を書き下ろしていただいたからです。そのおかげで文芸作品に昇格したように思えてきました」という才能ほどばしる作品群。
もちろん、当時「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されていた“細野晴臣の脳内”を旅しているような気分を味わえる「細野晴臣 夢日記」全37話も収録。
さらに、帯文はオダギリジョーが担当。「細野さんの狂細胞が垣間見える」といわしめた本書。“細野晴臣の十夜の夢”をもとに各才能がどんな“新しい夢”を紡いだのか注目だ。