大滝詠一・佐野元春・杉真理によるアルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」がオリコンデイリー1位を獲得
大滝詠一、佐野元春、杉真理によるアルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」が、3月20日付オリコンデイリー・アルバムランキングで1位を獲得した。
本作はちょうど40年前の1982年3月21日に、大滝詠一の主催する《ナイアガラレーベル》から発表された作品。大滝詠一の構想のもと、当時大きな注目を集めていた佐野元春と杉真理に参加を要請し制作され、アルバムに収録されたシングル「A面で恋をして」がスマッシュヒットを記録。現代でもCity Popの代表作として高く評価されており、発売40周年を記念して3月21日にリリースされた「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition」が、発売直後から好調なセールスで、昨年の「A LONG VACATION」40周年記念盤に引き続き異例の1位を記録した。
また、40周年を記念してシングル曲「A面で恋をして」のミュージックビデオも公開。ナイアガラレーベルの大ファンで、世界的にも人気の高い日本を代表する漫画家・イラストレーター江口寿史のイラストを使用したアニメーション映像作品に仕上がっており、同じく40周年を迎えた「ストップ!! ひばりくん!」など、数多くの江口寿史のイラストが映像内に華やかに散りばめられている。
ミュージックビデオの制作は、シンガポール在住のインドネシア人映像クリエイターArdhira Putraが担当。Ardhira Putraは、同じくインドネシアのRainychと組んで「真夜中のドア」を全世界チャートNo.1に導き世界規模でシティポップ・ブームをブレイクさせた日本のバンドevening cinemaの最新アルバムのジャケッデザインやPVも手掛けるなど、日本のポップ・ミュージックの造詣が深い。更に、大滝詠一など日本のシティポップは東南アジアでも非常に人気があり、彼自身も大滝詠一作品の大ファンでもあったことで、今回のコラボレーションが実現した。海外からの視点による1980年代のジャパニーズ・カルチャーをオマージュした、エキゾチックな映像となっており、こちらも日本国内だけでなく海外でも大きな話題となっている。