HYDE、20th Anniversary Concert映像作品7/27発売決定
HYDEがソロ活動20周年となるアニバーサリーイヤーに開催した、オーケストラを率いた全国ツアー「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」から神奈川・パシフィコ横浜公演と、京都・平安神宮 特設ステージにてオーケストラに加え雅楽奏者を迎えた幻想的な「20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU」の2公演を映像化することが決定、7月27日にリリースする。
2020年の年末から2021年3月にかけて、全国7都市(札幌・仙台・東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡)11公演の全国アコースティックツアー「HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIREを開催。
そのアコースティックツアーの興奮冷めやらぬまま、6月25日から東京・中野サンプラザホールを皮切りに、全国11都市14公演を廻る壮大なコンサートツアー「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」が幕を開けた。
総勢22名のオーケストラを率いたHYDEの新たなる旅。オーケストラを擁したコンサートは過去にも行なわれているが、ツアーとして全国を廻るのはこれが初となる。ツアータイトルにも冠されている通り、2002年にリリースされたソロ1stアルバム「ROENTGEN」に収録された楽曲を中心に、新曲「NOSTALGIC」「FINAL PIECE」を含む数々の名曲が披露された。
HYDEの内側に息づく“静”の世界観を具現するため、バンドとは異なるアプローチで制作された「ROENTGEN」。それ故に、コンサートでの再現を想定しておらず、実際に今ツアーに至るまで公演はほぼ行なわれてこなかった。コロナ禍によりハードかつアグレッシヴなライヴの開催が困難となっている状況下で、今しかできない音楽表現を追求し、そしてソロ活動20周年のアニバーサリーだからこそ実現できたツアー。そんな貴重なツアーの、8月15日パシフィコ横浜 国立大ホール公演の模様を映像化。
さらに、7月31日と8月1日には2日間に渡り「20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU」と銘打ったコンサートを平安神宮 特設ステージにて開催。
“コンサート”と聞いて思い浮かべる映像とは明らかに一線を画し、オーケストラ22名にさらに16名の雅楽奏者が加わり、西洋楽器と和楽器が融合した生演奏とHYDEの伸びやかでスケール感のある歌声が夏の夜空に響き渡った。
ステージ背後にそびえる大極殿、両サイドに位置する白虎楼と蒼龍楼はライトアップにより荘厳に色を変え、オーケストラと雅楽のアンサンブルに合わせて四季をドラマティックに演出するプロジェクションマッピングが美しい。そして連綿と紡がれてきた日本古来の伝統と風景、季節は巡りながらも移ろわず保たれてきたその美しさに想いを馳せ、狂おしくシャウトするHYDEの息を呑むほどの迫力に圧倒された2日目の公演の模様を映像化。
これらソロ20周年を記念したオーケストラコンサートの一連を「HYDE 20th Anniversary ROENTGEN Concert 2021 Complete Box」と題してまとめた完全数量限定・豪華BOX盤(棺桶型BOX仕様)が発売される。
DISC1には、「20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021」のライヴ映像を収録。DISC2には、「20th Orchestra Concert 2021 HYDE HEIANJINGU」のライヴ映像を収録。さらに、昨年10月に開催された「HYDEPARK 2021」で上映された映像を元に新規映像も入れて再編集したROENTGENツアー・雨の平安神宮公演初日、そして黑ミサ 2021 Wakayama に至るまでを追った長尺ドキュメンタリー映像「Orchestra Concert Documentary」が収録される。そして、11月にオーケストラコンサートのフィナーレとしてHYDEの地元和歌山にて開催された「20th Orchestra Concert HYDE 黑ミサ 2021 Wakayama」の貴重なライヴ音源も収録。同郷の玉置成実をスペシャルゲストとして迎えた2曲も含む、全20曲となっている。さらに、オリジナルフォトフレームもセットになった豪華記念盤。
BOXの形状は、1月にキューンミュージック(Ki/oon Music)より発売された「HYDE COMPLETE BOX 2001-2003」と全く同じ棺桶型(色:シャンパンゴールド)。2つの作品を並べて飾りつける楽しみもありそうだ。
ライヴ映像のみ収録した通常盤(Blu-ray&DVD)も同時発売となる。