ジョン・バティステ、グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーを含む5部門を受賞 獲得数・ノミネート数共に今年最多の快挙

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ジョン・バティステ ©David Needleman

日本時間4月4日にラスベガスで開かれた第64回グラミー賞授賞式で、ジョン・バティステが主要部門「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を含む5部門を受賞した。今回11部門ノミネートという史上3位の記録を樹立したジョン・バティステだが、5部門の受賞は今回のグラミー賞で最多となり、ノミネート数、受賞数共に今回最多獲得アーティストという大快挙を達成した。

今回ジョンが受賞したのは、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「最優秀ミュージック・ビデオ」「最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス」「最優秀アメリカン・ルーツ・ソング」「最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門」の5部門。

授賞式のトリを飾った「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の獲得スピーチで、ジョンは「ミュージシャンやアーティスト、ダンサーや俳優に対して「ベスト」というものは無いと僕は信じてるんだ。クリエイティブな芸術というものは、人々がそれを欲した時にこそ現れる。それは時には歌だったり、アルバムだったりして、それを最も必要としている人を探すレーダーのようなものを持っているんだ。僕は子どもの頃から音楽が大好きで、神に感謝しながらプレイし続けてきた。エンタテインメントというよりは、僕にとってはスピリチュアルで実践的なものなんだ。僕の祖父や甥っ子、父、プロデューサーのライアン・リン、、、たくさんの人たちでこのアルバムは作り上げられた。このカテゴリーにノミネートされた全てのアーティストを僕は愛しているし、誇りに思う。この賞は真のアーティストのためのものだと思う。これを続けていこう、そして僕たちが僕たち自身であることを大切にしよう」と喜びを語った。