ザ・ローリング・ストーンズ、未発表曲4曲を追加収録した映像作品「リックト・ライヴ・イン・NYC」6/10発売 2003年発表のニューヨーク公演映像をレストア&リマスター

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Mick Jagger and Keith Richards of The Rolling Stones(Photo by KMazur/WireImage)Getty Images

ザ・ローリング・ストーンズが2003年に発売したニューヨーク公演映像がレストア&リマスターされ、未公開映像4曲を追加収録した映像作品「リックト・ライヴ・イン・NYC」が6月10日に発売決定。更にアムステルダム公演とリハーサル映像もボーナスとして追加収録する。

日本盤はDVD+2枚組CD、SDブルーレイ+2枚組CD、そして2枚組CDの3形態で発売。ほかに3枚組LPブラック・ヴィニール盤と、限定ホワイト・ヴィニール盤が輸入盤のみで発売される。

このライヴは元々2003年に「HBOスペシャル」としてオン・エアされ、「フォー・フリックス」の一部としてもリリースされた。このコンサートが今回は、当時未公開だった4曲である「スタート・ミー・アップ」「ダイスをころがせ」「ギミー・シェルター」、そして「悪魔を憐れむ歌」の映像を追加して、完全にレストア&リマスターされた。

ボーナス特典のアムステルダム公演の3曲の映像と、追加のリハーサル映像からは、ザ・ローリング・ストーンズがツアーの準備を行なっている舞台裏の様子を垣間見ることができる。

SDブルーレイのパッケージには、追加で51分のドキュメンタリー「Tip Of The Tongue」が同包されている。このドキュメンタリーには、ライヴ・リックス・ツアーの画期的な3種類のショウ/3タイプの会場というアプローチが生まれた背景や、ツアーの準備の様子などが捉えられている。アリーナからクラブへ、そしてシアター、というような形で毎回のように会場の規模とセットリストが変わるというコンセプトに基づき、パリのレコーディング・スタジオからトロントでのリハーサルまで、このツアーの準備を進めるバンドの姿がカメラに収められている。

もっとも有名な会場で行なわれたダイナミックなパフォーマンスを捉えたローリング・ストーンズの「リックト・ライヴ・イン・NYC」は、世界一のロックンロール・バンドの道のりの中でもランドマークとなった祝賀の瞬間を余すところなく紹介する作品となっている。