川中美幸、笑いと涙の45周年ツアー完走に「感無量」
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昨年にデビュー45周年を迎えた演歌歌手の川中美幸が、「45周年記念コンサートツアー」の最終日を迎えた。2021年10月からスタートし、全国19カ所。コロナ禍での延期もありながら4月19日の東京・中野サンプラザホールまで無事に走り抜けた。
白のドレス姿で颯爽と登場し、30周年記念曲の「歌ひとすじ」を熱唱。その後は軽快なトークで観客を沸かせた。
第1部の“昭和コーナー”では、川中美幸にとっての最初の大ヒット曲「ふたり酒」を皮切りに「遣らずの雨」「豊後水道」「女 泣き砂日本海」等12曲を歌いあげた。
第2部のステージでは、艶やかな着物姿に変身。歌の誕生にまつわるエピソードを紹介する「その時歌は生まれた〜美幸の歌物語」コーナーや平成の大ヒット曲「二輪草」で盛り上げた。
フィナーレは45周年記念曲第2弾シングル「冬の華」と広瀬香美が作詞・作曲した異色のロック演歌「人生賭けてます」のニュー・バージョンで幕を閉じた。
歌だけでなく、“トーク”にも定評のある川中美幸。45周年を振り返りつつ、全曲持ち歌で構成し、笑いあり涙ありの圧巻のステージだった。ツアーを走り切った、川中美幸は「コロナ禍において、公演延期もありましたがこうして“45周年”のコンサートをさせていただけたことは奇跡です。感無量で感謝の気持ちでいっぱいです。オリジナル曲だけでコンサートを構成できたこともこれまで支えてくださったファンのみなさまのお陰と思っております」とコメントした。
なお、このコンサートの模様はCS歌謡ポップスチャンネルにて「川中美幸45周年記念公演」として5月28日16:00に独占放送される。また、DVDは8月にテイチクエンタテインメントから発売される。
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