没後30年の作曲家いずみたく、初の本格的作品集「いずみたく ソングブック ‐見上げてごらん夜の星を‐」を発売 全収録曲131曲中50曲が初CD化・初音盤化

「見上げてごらん夜の星を」「恋の季節」から「ゲゲゲの鬼太郎」に「手のひらを太陽に」まで、様々な世代の多くのリスナーを魅了した作曲家・いずみたく（1930年1月20日- 1992年5月11日）。没後30年である今年、本格的なジャンル別作品集「いずみたく ソングブック－見上げてごらん夜の星を－」が発売になった。定価15,400円（税込）。

いずみたくが残した膨大な楽曲を、カテゴリごとに編んだ本作は、代表曲を集めた「ヒット・ソングス」（Disc1）、生前のいずみ自薦の楽曲を中心とした「レアリティ・ソングス」（Disc2）、テレビ・映画・ラジオ主題歌を集めた「テーマ・ソングス」（Disc3）、「CMソングス」（Disc4）、「舞台・ミュージカル・ソングス」（Disc5）の5枚のCDで構成。

さらに、付属のDVDには、いずみが生涯をかけて制作したミュージカルを今もなお受け継いでいるイッツフォーリーズの「いずみたく あいうえおメドレー」も収録。監修・選曲は、オールスタッフとの仕事に実績があるアンソロジストの濱田髙志が担当する。

なお、収録曲として、CMソングを改めてビクター・オーケストラ等にて再録した「いずみたくCM Song集」と、野坂昭如が構成を担当した「組曲 都会」など41曲を初CD化、また、今回の復刻作業の中から発掘された三木鶏郎といずみたくの共作音源「ゴルフマンボ」やCMソング「キスミー パールピンクA」など9曲も初音盤化。収録した全131曲中、50曲が初CD化・初音盤化というマニアも垂涎の内容になっている。

併せて、いずみたくの楽曲のみで構成された「べスト」「トリビュート」「アナザー・ベスト」3つのプレイリストも同時に配信スタートしている。