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Atomic Skipper×KALMAが語り合う、互いへのリスペクトと『若者のすべて#03』出演の意気込み

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写真左から:Atomic Skipper、KALMA

写真左から:Atomic Skipper、KALMA

フジテレビの音楽番組『Love music』と、イベントの企画・制作・運営を行う株式会社サンライズプロモーション東京による音楽イベント『若者のすべて#03 -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-』。3回目の開催となる今回は、日比谷野外大音楽堂に、Atomic Skipper、KALMA、Hakubi、FOMARE、Maki、リュックと添い寝ごはん――6組が集結する。ライブを精力的に重ねているロックバンドたちの共演は、素晴らしい空間を生み出すこと間違いなしだ。開催される4月30日が迫っている中、出演バンドたちは着々と準備を進めている。Atomic Skipper、KALMAのメンバーたちに意気込み、各々の音楽のルーツなどについて話し合ってもらった。

――お互いの接点は今までにあったんですか?

中野未悠(Atomic Skipper/Vo):対バンをしたことはまだないんですけど、大阪でたまたま悠月くん(畑山悠月:KALMA/Vo,Gt)に会う機会があって、その時に話をしました。

神門弘也(Atomic Skipper/Gt,Cho):和希(松本和希:Atomic Skippe/Dr&Cho)もその時、一緒だったんだよね?

中野:うん。そうだった。

畑山悠月(KALMA/Vo,Gt):今回のイベントで、やっとライブを一緒にできるのが嬉しいです。僕は前からAtomic Skipperのことを知っていて、曲を聴いたり、MVを観たりしていたんですよ。“これは今までにいなかった感じのバンドだな”と思って、コード感とかメロディや歌詞の魅力をすごく感じていたんです。

神門:僕もKALMAの曲をずっと聴いていて、ライブの映像を観たこともありました。悠月くんは自分にないものを持っているから気になっていたんですよね。気になっていたのは、例えばコードトーンの使い方。狙っているところがわかって、コードとメロディのバランスが絶妙なんですよ。“ギターを弾いて歌う”っていうことに対するアプローチにもシンパシーを勝手に感じていました。そして、歌詞は逆に僕の持っていないものがあるなと。言葉にロマンスを感じるというか。例えば「モーソー」を聴いて感じたのは、ストレートに聞こえるけどストレートではないニュアンスです。含みとロマンスがあるんですよね。

畑山:嬉しいですね。同じようなことを歌っているラブソング、同じようなコード進行、同じようなライブ……みたいなことを感じることが、僕はよくあるんです。ちょっと上から目線の言い方にはなってしまうんですけど、“ライバルだな”と思えることがあまりないんですよね。でも、Atomic Skipperを聴いた時は、“まじでめっちゃいい! なんでもっと早く出会わなかったんだろう?”ってなりました。対バンをしたこともなかったのに“ライバルだな”と思ったし、友達、先輩として仲良くしたいと同時に、馴れ合いじゃない関係性でいられる人たちじゃないかなと。勝手にそんなことを思っています。さっき言ってくれた“シンパシーを感じる”というのは、僕もまさに思っていることですね。

■互いに気になる音楽的ルーツとは?

――両バンドのメンバー全員にお集まりいただいたので、みなさんそれぞれの音楽的ルーツを挙げていただくと、より親近感が湧くのかなと思うのですが。

神門:それ、いいですね。僕はバンドをやろうと思ってギターを弾くようになったきっかけは、グリーン・デイです。その後にBUMP OF CHICKENを聴いて、“日本語のバンドをやりたい”と思うようになりました。KALMAの曲の歌詞にはビートルズとかクラッシュが出てきますけど、綺麗なサウンドを出すと同時にグランジっぽい歪んだ音も出てくるから、“何を聴いて育ったんだろう?”っていう興味があります。

畑山:僕は音楽を始めた時から今に至るまでずっとMr.Childrenですね。いろんな他の音楽も聴いているんですけど、最終的に一番いいなあって感じるのはミスチル。曲もそうですけど、レコーディングをする時の音の参考にもしています。でも、去年出したアルバムの『ミレニアム・ヒーロー』では、UKロックの音も取り入れたりしました。メンバーそれぞれいろいろ聴いているので、ふたりに教えてもらうことも多いです。

神門:新しい音源と昔の音源を聴くと、変化してきていますよね。よりロックバンドっぽくなっているというか、いい意味での泥くささが出てきているように感じていて、そこに僕はかっこよさを感じています。

畑山:でも、初めてCDを出した高校生の頃と比べると、今はまっすぐに歌詞を書けていない感じがあるんですよ。“この歌詞は誰かを不幸にしてるんじゃないかな?”とか思うようになっていたりもして。昔はそんなことを考えずに歌詞を書いていたのに。“当時のあの感じで書けたら、どうなんだろう?”とか考えることがあります。だから次の作品はそういうものにしたいなと、最近メンバーと話しているんですよね。

神門:歌詞に対するそういう感覚、僕もすごくわかります。僕は今年で24歳になるんですけど、“昔書いていた歌詞の方がいいじゃん”って思うことが結構あって。僕らくらいの年齢って初期衝動に戻りたくなる時期なのかもしれないですね。

畑山:自分の中の芯がちゃんとあったら、いくら新しいことを始めても曲はいいものになると思っているので、そこは忘れずにいたいですね。“大事なことを忘れないで新しいことにチャレンジしていきたい”と思いつつも、“大事なことを見失っているのかもしれない”という感じがあったんです。だからもっと素直でまっすぐな気持ちでやんなきゃいけないですね。それは制作だけではなくて、ライブに関しても。ロックバンドは温かいのがいいと思っていて、優しくてかっこいいライブをしたいと考えていたんですけど、そっちに寄り過ぎてしまっている自分たちを感じたこともあったんです。だから昔のような荒々しさもありつつ、ちゃんとお客さんに伝わるものがあるライブをしたいなと。そんなこともメンバーとよく話しています。

――畑山さんと神門さんは、いろいろ共鳴し合えるものがあるようですね。

神門:そうですね。でも、僕は例えば飲みの席で会ったりすると訳が分からなくなっちゃうタイプなので、こういう場でお話ができて良かったです(笑)。

――(笑)。中野さんの音楽のルーツは、どの辺りなんですか?

中野:ピンボーカルをやるきっかけになったのは、SUPER BEAVERです。バンドを始めた頃はギターをちょこちょこ弾いていたんですけど、SUPER BEAVERと出会って、“ピンボーカルをやりたい”ってメンバーに話したんですよね。

――中野さんのボーカルスタイルは、リスナーの心に深く迫るような勢いがありますよね。だからSUPER BEAVERの名前が挙がって、なるほどと思いました。

中野:ライブでは目の前にいるお客さんに伝えたいですからね。“どうにかして伝えたい”という気持ちがあふれて前のめりになっているのかなと思います。

――斉藤さんのルーツは?

斉藤陸斗(KALMA/Ba):音楽を始めたきっかけは、ONE OK ROCKです。今のベースの音作りとかパフォーマンスで影響を受けたのはSIX LOUNGE、w.o.d.。図太いベースの音を意識して今は弾いている感じです。

――金田さんは?

金田竜也(KALMA/Dr):僕の親は洋楽がすごく好きで、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)とかをよく聴いていたんです。あと、邦楽だったらマキシマム ザ ホルモンとか。

畑山:竜也はインタビューの度に、影響を受けたバンドがコロコロ変わるんですよ。最初の頃はマキシマム ザ ホルモンって言っていたのに、この前は「オアシス(Oasis)です」とか言っていましたから。今日も新しいバンド名が出てきたのでびっくりしました(笑)。

金田:はっきりしたルーツはないので。

神門:うちの久米も、ルーツはホルモンですね。

久米利弥(Atomic Skipper/Ba,Cho):そうなんです!

金田:札幌から親戚の家がある函館まで車で5時間くらいかかるんですけど、小学校の頃、ずっとホルモンのアルバムが車内で流れていた思い出があります。

久米:いいですね。僕は1日1曲ホルモンの曲をコピーしていた時期がありました。それくらい上ちゃんが大好きなんです。

神門:ホルモンが好きになったきっかけは、漫☆画太郎なんでしょ?

久米:そう。めちゃくちゃレアケースですよね(笑)。あと、僕は槇原敬之さんも大好きです。槇原さんは親の影響でしたね。「北風 ~君にとどきますように~」っていう曲がめっちゃ好きなんですよ。

神門:今、歌ってみる?

久米:いや、今はいいかな。

松本和希(Atomic Skipper/Dr,Cho):なぜ歌わない?

久米:やめておく(笑)。

――(笑)。松本さんのルーツは?

松本:ゴールデンボンバーの影響でバンドを始めようと思ったんです。

――エアバンドの影響でバンドを始めようと思うって、なかなか新鮮なエピソード(笑)。

松本:ゴールデンボンバーはヴィジュアル系を名乗っていたので、そういうバンドを聴くようになったんです。ライブハウスに通うようになってからは銀杏BOYZ 、ハイスタ(Hi-STANDARD)とか。メロコアも好きだったのでdustboxとかは影響を受けたのかなと思います。

■KALMAとAtomic Skipperの共通点

――みなさんのルーツは、まちまちですね。KALMAとAtomic Skipperの作風もそれぞれならではのものがありますが、綺麗なハーモニー、胸に深く迫るメロディとかは通ずるものがあるのかなと。

神門:僕は悠月くんのロングトーンが綺麗だなと思ったり、思わなかったりなんですけど。

畑山:思わなかったり?(笑)

神門:ロングトーンが綺麗だと思っています(笑)。僕は歌が上手じゃないので、特徴のあるボーカルって惹かれます。

畑山:ありがとうございます。サビでみんなでシンガロングする感じとかも、Atomic SkipperとKALMAの通ずるところかもしれないですね。『若者のすべて#03』で初めて一緒にライブをやることになりますけど、その先でも2マンとか一緒にやれたら、めっちゃいい日になる予感しかしないです。

神門:そう言っていただけたからには、2マンをやっていただけるつもりでいますから。

畑山:お願いします!

中野:こちらこそお願いします!

畑山:こうやってお話をすると、“負けたくないな!”って改めて思えてきますね(笑)。

中野:抽象的な言い方になっちゃうんですけど、悠月くんの歌は図形にすると丸だと私は思っていて。どんな人の耳にも届いていく感じが丸のイメージ。それに対して私の歌は、どっちかと言うと三角形や六角形。悠月くんの歌は自分にはないものを感じるので、羨ましいです。

畑山:ありがとうございます。中野さんの歌は前のめりで、ちゃんと背中を押してくれる印象があります。そういうのは意識しているわけではなくて、歌いたいように歌っているんだと思うんですけど、自然に届いてきて、聴いている僕らの背中も自然に押されるんですよね。

中野:照れてきちゃった(笑)。嬉しいです。悠月くんの歌は、いい意味でわがままな感じというか。私は周りの目を気にしてしまう瞬間が多いんですけど、悠月くんは“俺はこうだから”という印象で、お客さんもそれに自然について行きたくなる感じがあるんだと思います。そういうフランクさ、キャッチーさが音楽に表れている感じがしています。

畑山:『ONE PIECE』のルフィみたいなことですよね?

中野:そう!

神門:『ONE PIECE』と言えば、最近○○の実が……。

畑山:待った! まだ読んでないんだから!

中野:やばい! ネタバレしちゃったから2マンの話はなしですか? 

神門:まじでごめん! やっちゃった(笑)。

――(笑)。『若者のすべて#03』での共演も危うくなったかもしれないですよ。

畑山:大丈夫です(笑)。まだ『ONE PIECE』を読み進めていない僕がいけないんです。日比谷野外大音楽堂は憧れのステージですし、初めてなんですよ。KALMAもAtomic Skipperも野外が合うと思いますし、気持ちいいライブになりそうですね。

中野:まだ対バンしたことがないバンドもいたりして、そういうみなさんが集まる楽しみもあります。

神門:友達のバンドもいて、初めて一緒にやるバンドもいるっていうバランスもいいよね?

中野:うん。

 
 

 

神門:僕らはあんまり早くからセットリストを決めないんですけど、実はもう決めたんですよ。やっぱり野外ライブなので、それは意識しましたね。

畑山:KALMAはいつも僕がセトリを組んでふたりに送るんです。『若者のすべて#03』に関しては僕も野外で歌って気持ちよくて、演奏しても気持ちいいものにしたいと思っています。

松本:対バンだから、いろいろなバンドと一緒にやることによって起こる化学反応も楽しみです。

久米:野外慣れはしていないんですけど、楽しいライブにしたいですね。あと、初めて一緒にライブをするバンドに舐められないように、にらみをきかせて行こうと僕は密かに思っていたんですけど……そうはならないでしょうね(笑)。今日、初めて会ったKALMAと打ち解けることができたので、前向きな気持ちになってきました。

中野:“にらみをきかせる”って、そんな尖ったこと思っていたの?

久米:うん(笑)。

斉藤:初めて一緒にライブをするバンドがいますし、これをきっかけとして、お互いのツアーとかに呼んだり呼ばれたりできるようになったらいいですね。あと、僕はAtomic Skipperの「ローカルヒーロー」が好きなので、“やってくれるかなあ?”って楽しみにしています。

神門:レアな曲を挙げてきましたね(笑)。

松本:KALMAの毎日焼き肉を食べる曲を聴きたいなあ。

中野:「わがまま」?

松本:うん。

中野:「わがまま」は、やって欲しいですね。

畑山:和希のリクエストだけは受けないです!

松本:えええっ!? 僕のせいで「わがまま」がセトリから消えたかも(笑)。

神門:僕は「モーソー」か「Millennium Hero」を聴きたいなあ。

 
 

 

――セトリに関しては、当日のお楽しみですね。

中野:はい。自分としては、思いっきりフルスイングでライブをやるつもりです。お客さんとちゃんと気持ちのキャッチボールができたらいいですね。“やりたいことはやりますけど、怖がらないでください”と、初めて私たちのライブを観るお客さんに伝えたいです(笑)。

畑山:KALMAも楽しくライブをやりたいですね。日比谷野音という会場に響かせるというよりも、お客さん一人ひとりの心に響かせることができたらいいなあって思っています。

神門:和希が言っていた化学反応が、今日のこの場で既に生まれている気がするので、当日はその正体も確かめられたらいいですね。あと、お客さんにとっては初めて出会うバンドを好きになる機会にもなると思うし、そういう楽しみもあります。

畑山:対バンもそうですし、サーキットイベントとかで、いろんな音楽を知れるのって楽しいですからね。札幌でも年に1、2回くらいライブハウスのサーキットイベントがあるんですけど、僕も高校生の頃とかに観に行っていました。好きなバンドを観に行ったら他のバンドのことも好きなったりしたので、『若者のすべて#03』に来てくれるお客さんも、好きなバンドが増えると思います。

――コロナの影響はまだ続いていますけど、こうして対バンイベントが開催されるのは、バンドのみなさんにとっても心強いものがあるんじゃないですか?

畑山:そうですね。コロナの影響でライブが延期になったりすることはありますけど、イベント自体が中止になるというのはあんまり見かけなくなっているじゃないですか。ちょっとずつ変わってきているのを感じるので、『若者のすべて#03』がこうして開催されるのもすごく嬉しいです。

■“若者”だけど年齢を感じることはあるのか?

――イベントの開催前に座談会の場を作らせていただいたわけですが、この機会にお互いに質問したいことはありますか?

金田:Atomic Skipperのみなさんは、何歳なんですか?

神門:ボーカルとベースと僕が今年で24歳、和希はKALMAのみなさんと同い年、22歳です。

――今回のイベントのタイトルは『若者のすべて#03』ですが、みなさんお若いですよね。

神門:僕はずっと16歳だった頃の感覚のままだったんです。でも、23歳くらいになって二日酔いになって、“年を取ったなあ”って思いました(笑)。あと、最近は髭が結構生えるようになってきたんですよね。

松本:僕は最近、涙もろくなりました。動物とかの番組を観ると泣いちゃったりして。

畑山:他人の恋愛の話とか聞いても泣きそうだもんね?

松本:そうなんだよ。映画でもみんなが感動するタイミングで、俺は絶対に泣く。

畑山:僕は最近、大盛りのご飯をあんまり食べなくなりましたね。

神門:和希と逆ですね。涙もろくはなりました?

畑山:それは前からです。高校の頃から、いい映画やいいライブを観たりすると泣いていましたから。つまり、僕は当時から和希よりもずっと大人だったんです。

松本:おい!(笑)。

斉藤:涙もろくなってきたっていうのは、共感できます。お昼頃に散歩をしてたら、僕の前を歩いていた老夫婦が手を繋いでいたんですよ。それを見て涙が出てきたことがありました。あと、小さい兄弟がお買い物袋みたいなのをかごに入れて、自転車をこいでいたのを見て、“自分もこういう時期あったなあ”って、うるっときました。

金田:僕は18歳くらいからまったく衰えていないです。もし筋肉痛が2日後とかに来るようになったら、“これが老化か……”と思うのかもしれないですけど。

神門:お互いに高校の頃からのメンバーと一緒にやっているから、当時のままな感じがあるのかも。僕らは和希以外は高校の頃から一緒だから、感覚が18歳くらいで止まっている気がします。

畑山:その感じ、めっちゃわかります。でも、前までは全部のバンドが先輩だったのに後輩が出てきているんですよね。高校の時に憧れていたバンドと同じ年齢になってきているので、時の流れを感じたりもします。

神門:ふと我に返るんですよね。“あれ? もう24歳なのか?”って。

久米:僕、最近体幹の衰えを感じています。シャワーを浴びている時に片足を上げると、転びそうになるので。

神門:生々しいエピソードをありがとう(笑)。

久米:あと、町を歩いたりしながら趣きを探すことが増えました。

中野:“趣きを探す”って、どういうこと?

久米:さっき言っていたみたいな、老夫婦が手を繋いでいたりする感じとか。そういうのを見ながらバックグランドを想像して、それに合った選曲をしながら散歩する遊びをツアー中によくしています。

中野:私はお酒が好きなんですけど、おつまみが変わってきた気がするんですよね。昔は脂っぽければ脂っぽいほど良かったんですけど、最近は漬物をおつまみにして飲むお酒が一番美味しいです。

神門:前からずっとそうじゃなかった? 昔からおばさんくさいものを食べていた印象があるんだけど。

中野:まじで?(笑)

神門:でも、食べ物の好みが変わる感じはわかる。

松本:僕、芋焼酎が美味しいと思うようになってきました。

神門:俺、まだそれはわからん。

中野:甘いお酒は飲めなくなったなあ。

■『若者のすべて#03』の意気込みと共演バンドへの思い

――『若者のすべて#03』には、Hakubi、FOMARE、Maki、リュックと添い寝ごはんも出演しますが、みなさんの同世代くらいのバンドですよね。

畑山:そうですね。対バンしたことがあるバンドも多いですし、“ライブハウス日比谷野音”になると思います。『若者のすべて』というタイトルも最高だし、このイベントを主催している『Love music』のプロデューサーの三浦淳さんも、僕らのライブによく来てくださるんです。いろんなことが最高なイベントですから、いい1日になると思います。

神門:僕らも三浦さんにお会いしました。三浦さんは、ライブ中にお客さんと一緒に手を挙げてくださるんです。そんなところも最高なんですよね。

松本:めっちゃライブハウスにいらっしゃる方なんです。

畑山:そういう音楽関係者は、なかなかいないですからね。

――開催が迫ってきていますが、『若者のすべて#03』に関してさらに言っておきたいことはありますか?

畑山:あとはステージで心の叫びをみなさんにお届けするのみですね。ツアー中なので、今一番いい状態の最新のKALMAを観ていただけたら嬉しいです。

神門:じゃあ、うちらからの意気込みは、和希から語ってもらおうかな。一番面白くなりそうだから。

松本:俺でいいんですか? ツアーが終わった直後の『若者のすべて#03』なので、脂がのった状態のAtomic Skipperをみなさんに体感していただけると思います。自分らもすごく楽しみです!

神門:普通のコメントでしたね(笑)。和希、急に話を振ってごめん。

松本:普通のことしか言えませんでした!(笑)。

中野:いいコメントだったよ。

――神門さん、最後に付け加えることは?

神門:大丈夫です(笑)。和希がやり切ってくれましたので、あとはいいライブをするのみです!

取材・文=田中大

 

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