milet、2度目となる全国ホールツアーを完走 7/20に3周年記念ライブ実施も
シンガーソングライターのmiletが、自身2度目となる全国ホールツアー「milet live tour‟visions”2022」を4月26日愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールにて全11公演に及ぶツアーのファイナルを終えた。
miletは、2021年8月東京2020オリンピック閉会式に歌唱出演、そして同年末には2年連続となるNHK紅白歌合戦に出場する等、破竹の勢いで活躍中のシンガーソングライター。
そして、今年2022年2月にリリースした2ndフルアルバム「visions」はオリコン週間デジタルアルバムランキング4週連続でTOP10入りを記録する等、2022年も早々から大活躍している。そんなアルバム「visions」を引っ提げての今ツアーとなった。
1月末から始まった今ツアーライブは、3月中旬にファイナルを迎える予定であったが、サポートメンバーが新型コロナウィルスに感染した事で名古屋・東京開催の2公演が延期がされていた。
そんな中、迎えたファイナル。待ちに待ったファン達は盛り上がらない訳がなかった。
milet曰く「visions」のテーマイメージはプリズムや光。miletの音楽を聞いてくれる人たちを通してキラキラとカラフルに光り輝く物にさせたい、そういう思いが込められていた。
そんなツアーのファイナルがスタート。オープニングのSEが鳴り始めると同時に続々と客席を立ち上がり大きく手拍子をするファン達。Opeing SEから早くも反応するファン達の姿に、1st tourで築いた絆がしっかりと感じられた。
今ツアーの1曲目は、アルバム「visions」に収録されている「Outsider」から披露。
攻撃的な楽曲でmiletがイキリソングと呼ぶ通り、堂々とした姿で登場。強気な表情にパワフルなボーカル、会場を大きく煽る姿にファン達も呼応した。立て続けに「Fine Line」「Wake Me Up」が披露され、早くも会場は手拍子の嵐、大きな盛り上がりをみせた。
そしてショートMCを挟んだ後披露されたのは、この冬NHKウィンタースポーツテーマソングとして大きな話題を呼んだ「Fly High」、そしてデビュー曲の「inside you」。このヒット曲2曲立て続けの披露には会場も釘付けとなっていた。
その他にも、miletの持ち味である響く様に耳に入ってくる中低音・透き通る様に伸びる高音・ファルセットでミディアム曲・バラード曲も披露し、ファン達を魅了。声のパワフルさ・立ち振る舞い・伝えようとする思い等、ステージに立つmiletの全てから、明らかに1st tour「SEVENTH HEAVEN」からの成長を誰しもが感じた。
後半は、インタールードを挟みカラフルなドレスに着替え登場したmilet。登場するや、会場からは大きな拍手が送られていた。そんな後半戦のスタートは、3月にリリースされたばかりの新曲「Flare」から始まると、「一番に光れ」という歌詞に合わせて、ファン達も高々に人差し指を掲げ一体となっていた。
その他「jam」「SEVENTH HEAVEN」「Time Is On Our Side」などのアッパー曲も披露され更に盛り上がりをみせ、会場のボルテージは最高潮に。そんな盛り上がりをみせる中、本編ラストを飾ったのは「私が歌う理由はただひとつ。こうして皆さんに会い、歌を届けたいからです。」という感謝の言葉を添えて「One Reason」が披露され会場に集まったファン達もその思いを噛みしめる様に味わい、会場全体一体となっての本編ラストとなった。
そして、鳴りやまぬアンコールを受け、登場したmiletは「待っていてくれて本当にありがとうございます。マスクをしなくてもいいライブと、同じぐらい楽しめました。それ程、皆さんからのパワー・愛を感じられました。本当にありがとうございます。」と感謝を述べ、アンコールでは「us」「Before the Dawn」「Ordinary days」が披露された。
中でも「大変な時でも今日の様な日常がある事が本当に嬉しく思います。これからもみなさんのために歌を届けますので、これからもどうぞよろしくお願いします」と添えられ披露された「Ordinary days」では誰しもが今日という日を特別な日と捉え、今日という日を思う存分に噛みしめ味わい、そして感動し涙するファンが多く見られた。
そんなツアーを大成功せたmiletは、止まることなく、いよいよ今週4月29日に新曲「Walkin’ In My Lane」(フジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」主題歌)を先行配信、5月25日CD発売する。
そして、7月20日には、3rd anniversary live”INTO THE MIRROR“の実施も決定している。