渡辺美里、1989年に行われた西武球場公演の続きとなるライブを開催 あの夏に“歌うはずだった”楽曲を熱唱
渡辺美里が5月5日東京・渋谷LINE CUBE SHIBUYAで「渡辺美里スペシャルライブ パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ〜” 2022」と題したライブを開催、伝説のライブとして知られる雷雨の為に途中で中止となった1989年に行われた西武球場でのライブの“続き”を披露した。
伝説のライブとして語り継がれている「1989年西武球場 SUPER Flower bed BALL ’89」。このライブは西武球場にて2DAYSで開催され、2日目のライブ(1989年7月26日開催)が雷と豪雨のため途中で中止となったことで知られる。渡辺美里はライブが続行不可能と判断されたことを知ると、泣きながら「青春のバカヤロー!! 雨のバカー!!」と叫び、それでも気持ちが収まらず、アカペラでお客さんと一緒に「My Revolution」を歌ったことで、伝説のライブと呼ばれるようになった。
今回はその続きを行おうと企画されたライブで、あの日に歌うことができなかったセットリストを披露・パフォーマンス。
途中換気休憩を挟む2部構成で行われ、第1部では途中で中止となったライブの“歌うはずだった”曲たちを歌唱。当時のライブ映像をバックにヒット曲「すき」を歌唱するなど当時歌うことのできなかったセットリストを披露、自身もMCで「あの日の忘れ物を取りに来ました!」と過去の自分に決着をつけた。
第2部では、“その先へ”として1989年以降に発表した楽曲たちをパフォーマンス。途中、13曲のメドレーを含むなど全42曲を熱唱、最後は最新のオリジナルアルバム「ID」から「It’s All Right」で幕を閉じた。
また、この日のライブは6月26日にWOWOWで全曲ノーカットで放送されることも決定。
渡辺美里は7月に開催されるカバー企画のライブ「うたの木 彼のすきな歌Vol.1」に続き、10月から開催となる全国ツアー「プレミアムツアー Good Time ’22〜’23」も発表し、ファイナルは2月4日に東京・日本武道館で行われる。