TRICERATOPS和田唱、自身初の原作絵本『ばぁばがくれたもの』刊行決定 新曲「オレンジ色のやすらぎ」のCD付きも
TRICERATOPSの和田唱が、「大切な人を無くした方々の気持ちに、寄り添っていきたい」との想いから、今は亡き愛しい祖父母との思い出から一編の物語を作成、自身初の原作絵本『ばぁばがくれたもの』としてリリースすることが発表された。
「愛する人の存在がなくなってもちゃんと見守ってくれている、繋がっている、そんな優しい気持に包まれてほしい」、と音楽活動の傍ら、和田自身がこの原作を書下ろした。
「人はこの世を去っても魂は生き続けるの?目に見えない世界って存在するの?幽霊はいる?神様は?」子供のころから和田自身が不思議に思っていた疑問に対する答えがこの本に込められており、「この絵本があなたにとっての、安心の気持ち、優しい気持ちを連れてきてくれたら、こんなに嬉しいことはありません」と巻末にコメントも残している。
絵を描いたのは、和田の文化学院美術科の同窓、佐々木一聡。和田からの呼びかけに応じ、今回、初めてのタッグ作となった。
また今作には、この絵本のテーマに沿って和田によって特別に書き下ろされた新曲「オレンジ色のやすらぎ」のCD付きのものもあり、音楽ファンの注目も大いに集めそうだ。
出版社の通販サイトでは、発売に先駆けて、和田や佐々木のサイン入りの絵本の数量限定の予約販売がスタートし、発売前から申し込みが殺到、また7月には、絵本の原画展も予定されている。
和田自身の経験を基に、誰もが経験する”悲しみ”のひとつの乗り越え方を、そっと優しく説いてくれるこの絵本。音楽と同じく、和田唱らしい愛溢れる作品に仕上がっている。