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劇団四季が2023年、ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』を上演

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ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』舞台写真

ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』舞台写真 (撮影:荒井 健)

劇団四季は、ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』を、2023年4月から同年7月まで、KAAT神奈川芸術劇場<ホール>(神奈川県横浜市中区)で上演する。2023年に創立70周年を迎える劇団四季、その記念公演として、約8年ぶりの上演となる。

『クレイジー・フォー・ユー』は、1930年にジョージ・ガーシュウィンが音楽を手がけたミュージカル作品『ガール・クレイジー』を基に、1992年に新たに製作されたタップダンス・ミュージカル・コメディだ。古き良き時代のアメリカを舞台に、踊りに夢中な銀行の跡取り息子と、その息子が差し押さえにきた劇場の一人娘の恋模様が、コミカルかつドラマティックに描かれる。

“アメリカ音楽の魂”と呼ばれるガーシュウィン兄弟の名曲の数々、タップダンスをふんだんに用いた斬新なダンスナンバー、そして、“ボーイ・ミーツ・ガール”のストーリー。ミュージカルの醍醐味と魅力が、存分に詰まった作品である。振付を担当したスーザン・ストローマンは本作でトニー賞を初受賞、それをきっかけに、『プロデューサーズ』の振付・演出をはじめ、その後の華々しい活躍へと発展していく。

劇団四季での本作初演は1993年、ブロードウェイ初演の翌年という早さ。以来、上演回数は1,900回を超え、常に再演希望のリクエストが止まない作品のひとつとなっている。世界的な不況下でも夢を持ち、劇場再建へと明るく前向きに生きる登場人物たちの姿は、現代のコロナ禍においても、その陰鬱を吹き飛ばし、「人生は素晴らしい」というメッセージを届けてくれることだろう。

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