リトル・フィート、傑作ライヴ・アルバム「ウェイティング・フォー・コロンブス」を未発表音源55曲を収録した8枚組CDで発売

1970年代ロックの金字塔、傑作ライヴ・アルバム、リトル・フィート「ウェイティング・フォー・コロンブス」が55曲の未発表音源を収録した8枚組CD“スーパー・デラックス・エディション”として8月10日にリリースされる。

「ウェイティング・フォー・コロンブス」のオリジナル盤は、1978年2月10日に発売された。プラチナ認定を受けた同ライヴ・アルバムによって、リトル・フィートは1970年代を象徴する最高峰のライブ・バンドの一組として、バンドの確固たる地位を築いた。アルバム制作時のメンバーは次のとおり。ローウェル・ジョージ（ヴォーカル、ギター他）、ポール・バリアー（ヴォーカル、ギター）、ビル・ペイン（ヴォーカル、キーボード）、リッチー・ヘイワード（ドラム、パーカッション、ヴォーカル）、サム・クレイトン（パーカッション、ヴォーカル）、ケニー・グラッドニー（ベース）。

「ウェイティング・フォー・コロンブス」は、1971年から1977年に発売されたリトル・フィートの6枚のスタジオ・アルバムからの楽曲で構成されている。「ファット・マン・イン・ザ・バスタブ」「オー・アトランタ」「セイリン・シューズ」の名曲が物語るとおり、バンドの豪快なパフォーマンスは、ブルース、カントリー、ジャズ、ニュー・オリンズR&Bが奏でる唯一無比のフュージョンからなる重厚な6重奏を見せつけている。

リトル・フィートは、タワー・オブ・パワーのホーン・セクションを従え、イギリスとアメリカで1977年夏に開催されたツアーの数公演を録音。そのうち、これまでアルバム未収録だった3公演でのパフォーマンスが、この45周年記念ボックス・セット「ウェイティング・フォー・コロンブス～スーパー・デラックス・エディション」に含まれる。収録となるのは、マンチェスター・シティ・ホール（英マンチェスター、1977年7月29日）、ザ・レインボー（英ロンドン、1977年8月2日）、リスナー・オーディトリアム（米ワシントンD.C.、1977年8月10日）でのパフォーマンス。

オリジナル盤収録楽曲の未発表ライヴ音源が収録（「ロケット・イン・マイ・ポケット」「スパニッシュ・ムーン」）となり、さらにオリジナル盤には未収録だった「コールド、コールド、コールド」「ロックン・ロール・ドクター」「スキン・イット・バック」、そしてアラン・トゥーサンのカバー「オン・ユア・ウェイ・ダウン」も収録となる。