Petit Brabancon
京(DIR EN GREY/Voice)、yukihiro(L’Arc-en-Ciel/Drums)、ミヤ(MUCC/Guitar)、antz(Tokyo Shoegazer/Guitar)、高松浩史(THE NOVEMBERS/Bass)による新バンド・Petit Brabanconが、8月10日に全13曲入りとなる初のアルバム『Fetish』をリリースすることを発表した。
Petit Brabanconは、2021年末に日本武道館にて開催された『DANGER CRUE 40thAnniversary JACK IN THE BOX 2021』での初ライヴの後、4曲入りシングル「渇き」を4月27日にリリースしているが、“エクストリーム”を標榜するバンドの全体像は未だ闇のヴェールに包まれたまま。過去に発表されてきた「刻」、「渇き」含む4曲は、ミヤ作曲による楽曲であったが、本アルバムにはyukihiro作曲、antz作曲の楽曲も収録されるという。荒々しくも疾走感溢れる楽曲から、深淵なアンビエントの世界で歪んだギターと電子音が泳ぐ楽曲、ヘヴィな轟音が横たわる重厚な楽曲まで、その尖りきった楽曲性のレンジは広い。
しかしながら、芯には暴力的なまでに研ぎ澄まされたラウドなサウンドが存在し、それぞれの個性が鋭く止めどなく襲いかかってくる。全13曲入りの本アルバムは、現在進行系のバンドの姿を象徴した1枚となっている。また、このバンドのエクストリームさは音楽性のみに留まらない。完全限定盤には、特製プチ・ブラバンソンフィギュアが封入される。「CDとおもちゃのようなものをセットにしたい」という京のアイディアを実現したもの。加えて、今年1月に観客29名限定で行ったプレミアムライヴの様子を、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのドキュメンタリー映画『THEE MOVIE』を始め数多くの音楽映像を手がける番場秀一氏の手により映像作品に昇華させたBlu-ray ディスクも封入され、バンドのエクストリームな世界観を視覚でも楽しむことが出来る。
Petit Brabancon初のアルバム「Fetish」は本日6月1日より各種ストアにて予約開始。合わせて、9月8日のZepp Nagoya公演を皮切りに行われる初の全国ツアー『Petit Brabancon Tour 2022「Resonance of the corpse」』のチケット最終先行も受付開始となる。