エルトン・ジョン、幻のデビュー・アルバム「レジメンタル・サージェント・ジッポー」CD発売決定

アーティスト

エルトン・ジョン「レジメンタル・サージェント・ジッポー」

エルトン・ジョンの幻のデビュー・アルバム「レジメンタル・サージェント・ジッポー」(原題:REGIMENTAL SGT. ZIPPO)がCDで初めて発売されることが決定した。日本盤のみSHM-CD仕様で、7月20日に発売される。輸入盤とデジタルは7月8日発売。

「レジメンタル・サージェント・ジッポー」は、エルトン・ジョンにとっては半世紀以上もお蔵入りしていた幻のアルバムで、エルトンの音楽パートナーである作詞家バーニー・トーピンがソングライターとして契約していたDJMのディック・ジェームズが所有するロンドンのニュー・オックスフォード・ストリートにあるDJMスタジオで、1967年から1968年にかけてレコーディングされた。

当時、このアルバムのために12曲が録音され、そのトラックリストまで用意されたものの、アルバムは長らくお蔵入り。その後、半世紀以上を経て、2020年発売の未発表音源を満載したCD8枚組ボックス・セット「ジュエル・ボックス」用のレア音源、未発表音源発掘の一環として、元のトラックリストが特定。そして、2021年のRecord Store Day 2021では、モノラルLPレコードとして限定リリースされ、世界中のファンの間で大きな反響を呼んだ。

その後、エルトンのカタログ・チームが細心の注意を払って、この幻のアルバムを復刻。今回のCDリリースでは、オリジナル・ブックレットに当時の完全な歌詞を掲載し、さらにこのアルバムのために用意されていた最終ヴァージョンのモノ・ミックスとステレオ・ミックスの両方を収録した全24曲入りとなっている。