TRFメンバー開発のダンスプログラム「リバイバルダンス」、認知機能および身体機能改善を示唆する研究結果を国際学術誌にて発表
TRFのメンバーSAM、ETSU、CHIHARUが考案した、認知症などをはじめとした高齢期の病気に備えるためのダンスプログラム「リバイバルダンス」に関する介入実証実験を、東京大学先端科学技術研究センターおよび理化学研究所と共同で実施し、その分析結果が、国際学術誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』に論文として掲載された。
この論文は、リバイバルダンスが認知機能および身体機能の向上に一定の効果があることが科学的に立証されたことを示唆する。
リバイバルダンスの効果を測定するために、軽度認知障害のスクリーニング検査として用いられるMontreal Cognitive Assessment(MoCA)や、前頭葉機能を検査するFrontal Assessment Battery(FAB)を実施した結果、高齢者向けの有酸素運動として推奨されるノルディック歩行を実施した群と比較しても、リバイバルダンスを行った群の全般的な認知機能が改善していたことが確認できたとのこと。
また、歩行能力テストでは10m最大歩行速度で大幅な改善が見られ、これらの数値は認知機能と相関関係にあるとしている。