家入レオ デビュー10周年記念、自身初のビルボードライブツアーが大盛況にて終了
家入レオが、10周年イヤーのスペシャルライブとして自身初のビルボードライブツアーを開催、最終日となる東京公演が6月12日に大盛況にて終了した。
宗本康兵(Piano)、村中俊之(Cello)、若森さちこ(Percussions)をバンドメンバーに迎えたスペシャル編成でのライブとなった本公演。開演時間をまわり宗本がそっとピアノを奏でると家入がステージに登場、「こんばんは、家入レオです。今日はよろしくお願いします。」という短い挨拶の後、家入自身も作詞に参加し、デビューしてからの10年間の“ありがとう”の気持ちをファンに伝えるために作ったという「花束」から早速ライブがスタート。続いての「a boy」では印象的なイントロ部分をアカペラで披露するなどこの日ならではのアレンジも。
最初のMCでは「こんばんは、家入レオです。今年2月15日にデビュー10周年を迎えました。ありがとうございます。今回は初めてのビルボードワンマンということで、とても楽しみにしてきました。今日はビルボードだからこそのスペシャル編成でお届けします。私のライブが初めての方も、何度も足を運んでいただいている方も楽しめるようなセットリストになっているので、ぜひ楽しんでください」と話した。
その後、1stアルバム「LEO」に収録されていた「Second Dream」、6th Album「DUO」収録にされており、映画『コードギアス 復活のルルーシュ』のオープニング主題歌としても話題となった「この世界で」を披露。村中が奏でるチェロの音色と家入のボーカルの荘厳なハーモニーに会場中が酔いしれた。次に披露された「Silly」では家入もアコーティックギターを弾き、新たなアレンジでファンを驚かせ、次曲「未完成」では力強さと切なさを存分に表現した。
そして、「10周年のアニバーサリーイヤーではあるんですが、同時に11年目ということで、最近はどんな曲を作ってるんだろうと皆さん思ってくださってるんじゃないかなと。今回ビルボード公演を行うにあたって、この雰囲気の曲はぴったりだなと思う曲があって。「サブリナ」を作った時はギターを弾きながら、メロディを作ってる最中に自分の心の中がまとまっていって曲が完成したんですけど、最近は作りたい曲の短編小説を一本書いて、その想いの上でメロディや言葉を綴っていくという感じに10年経って曲の作り方もちょっと変化してきていて。より密度の濃いものがどんどん出来上がっていってるんじゃないかなと思っています。そんな新曲から1曲皆さんにお届けしたいと思います」と話すと、未発表の新曲「奇跡が足りない」を初披露。「ずっと、ふたりで」「Spark」を高らかに歌い上げ会場を魅了した。
その後は「盛り上がる準備はいいですか!!」と、クラップで会場を煽ると、こちらも家入自らアコースティックギターを持ち「サブリナ」を披露。会場からは大きな手拍子が起こり、この日一番の盛り上がりを見せ、ライブ本編は終了した。
アンコールの声を受け再登場すると、昨年1月にリリースした日本テレビ系水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」主題歌の「空と青」をピアノの演奏のみで披露。デビュー当初よりサポートメンバーとして家入を支える宗本とのセッションは、まさにこの日限りのスペシャルな演出となった。
そして、最後には「私の歌を聴いてくれているみんなが、ちょっと辛いことや悲しいことがあった時に、私の音楽がいつでもすぐ側にあるように、私は手を離さないよという、そんな気持ちで歌います。みんなと一つになれますように」と語り、1stアルバム「LEO」から「Hello」を歌い上げ、計12曲を披露し、約70分に及ぶライブは大盛況にて終了した。
そんな家入だが、6月13日には久々のYouTubeラジオ「家入レオ in the House #15」の配信を行うことが発表されている。7月6日にリリースになる映像商品「10th Anniversary Live at 東京ガーデンシアター」のビクターオンラインストア限定盤に付属するジグソーパズルの絵柄が本配信にて発表になるとのこと。2月28日に“みんなが選ぶ家入レオのプレイリスト10曲”をテーマに配信して以来約3ヶ月半ぶりの配信となる。
また、10月より開催する自身8度目の全国ツアー「家入レオ 8th Live tour 2022」のチケットは6月18日より一般発売がスタートとなる。
セットリスト
- 花束
- a boy
- Second Dream
- この世界で
- Silly
- 未完成
- 奇跡が足りない ※新曲
- ずっと、ふたりで
- Spark
- サブリナ
- 空と青
- Hello