ファレル・ウィリアムス、21サヴェージ＆タイラー・ザ・クリエイターを迎えた新曲「キャッシュ・イン・キャッシュ・アウト」MVを解禁

シンガー、ソングライター、プロデューサーとしてはもちろん、ファッション/カルチャー・アイコンとしても世界にその名を知らしめるグラミー賞13冠のスーパー・マルチ・アーティスト＝ファレル・ウィリアムス。先日6月10日にラッパーの21サヴェージとタイラー・ザ・クリエイターを迎えリリースした最新シングル「キャッシュ・イン・キャッシュ・アウト」の最新ミュージック・ビデオが週末に解禁となった。

世界的大ヒット曲「ハッピー」をはじめ数々のヒットを飛ばし続ける一方で、映画『怪盗グル―のミニオン大脱走』や「ドリーム」への新曲提供/プロデュース、また最近ではロザリア（「MOTOMAMI」）/プシャ・T（「It’s Almost Dry」）/ケンドリック・ラマー（「Mr.Moral & The Big Steppers」）などのプロダクションにも参加するなど精力的な活動を続けているファレル。2020年8月にリリースしたシングル「アントレプレナー feat. ジェイ・Z」では黒人差別問題等に嘆くと同時に、ブラック・カルチャーへのリスペクトなどファレルの力強いメッセージが歌詞に込められていたことでも大きな注目を集めた。

そんな彼が新たにリリースした「キャッシュ・イン・キャッシュ・アウト」はスネアドラムとヴォーカル（ラップ）のみが際立ったシンプルなサウンドながらも中毒性の高い作品に仕上がっているが、同曲はミュージック・ビデオとともにその真価を発揮している。ミュージック・ビデオは驚くほど緻密なクレイ・アニメーションで制作された3人が出演したアニメーション作品となっており、テスラ社が発表し話題を呼んでいる「サイバートラック」の上に座る21サヴェージ、自由な雰囲気でがハンドルを握る姿のファレル、そしてフラフープを持って踊る女性ダンサーに変身するタイラーなどなど、見どころは満載だ。同映像はカニエ・ウェスト「Good Life」のミュージック・ビデオを手掛けたことでも話題を集めたフランソワ・ロスレーが監督を務めている。

ファレルは、米ワシントン州にて今月6月17日から3日間にわたり開催される音楽フェス「Something in the Water」のホスト役を務めることも決定している。