LEGO BIG MORL、再メジャーデビューアルバム「kolu_kokolu」全国ツアー全7箇所を完走

アーティスト

撮影:ヤマウチマイ

LEGO BIG MORLが、Live Tour 2022「kolu_kokolu」と題した、再メジャーデビューアルバムの全国ツアー全7箇所を完走。6月29日にツアーファイナルとして地元の大阪・大阪BIGCATにて開催された。

アルバム「kolu_kokolu」収録曲を中心に全19曲を披露。1曲目に収録された「ラブソングを聴いてしまった」からスタートを飾り、昨年リリースし、結成15周年イヤーでもライブの定番となった「潔癖症」、再メジャーデビュー第1弾先行配信で歌詞サイトのランキングで上位にランクインした「Hello Stray Kitty」(リーダーのヤマモトシンタロウ(Ba)のコロナ感染について綴っていた歌詞を一部アレンジしながら)と続く。

合間のMCでタナカヒロキ(Gt)は「一音一音が伝わっているなと、このツアーで確信を持って演奏させてもらっています」と作品の確かな手応えと率直な想いを伝えると、その後も今ツアーからライブ演奏が解禁になった「痛い春」「アソビ」「Gradation〜多様性の海〜」といったアルバム楽曲を中心にライブが進んでいく。

終盤でファンの間では、ウェディングソングにもぴったりな曲として広がりつつある「分かつ」で鮮やかに彩る。そして彼らの代表曲の一つ「RAINBOW」のイントロが流れ出し、カナタタケヒロ(Vo & Gt)が「皆の温まったその心を虹色にして、俺達と一緒に虹をかけてくれませんか?この大阪BIGCATに!」と促すと、幻想的な空間を創出。メンバー紹介(サポートドラムの吉田昇吾(UNCHAIN)を含む)が終わると、カナタがギターをキーボードに持ち替え「バランス」とアルバムのリード曲「心とは〜kolu_kokolu〜」をエモーショナルなパフォーマンスで会場の空気を一変させる。本編最後の曲として、16年目に突入したバンドの歴史を表現するに相応しい(カナタの軽快なラップパートも見所の)「タイムマシン」をセレクトし、ステージを後にした。

本編を終えてもアンコールが鳴り止まず、メンバーが再び登場。ラストソングとしてエッジが効いた攻撃的サウンドの映画主題歌「一秒のあいだ」を力強く熱演し、ツアーファイナルが幕を閉じた。

メンバーから集まった沢山のファンに向けて、改めて感謝の言葉と今後もKANSAI LOVERSをはじめ様々なライブが決まり開催・出演を予定している事を伝えた。まだコロナ禍の中であるが、結成16年目も突き進んで行くことを約束したLEGO BIG MORLの活動に期待したい。

ファイナル大阪BIGCAT公演の配信チケットは販売中だ。

6月29日大阪 BIGCATセットリスト

01. ラブソングを聴いてしまった
02. 潔癖症
03. Hello Stray Kitty
04. 痛い春
05. end-end
06. その時のこと
07. あなたがいればいいのに
08. 愛を食べた
09. ピーポーピーポー
10. テキーラグッバイ
11. アソビ
12. Gradation〜多様性の海〜
13. 分かつ
14. RAINBOW
15. バランス
16. 心とは〜kolu_kokolu〜
17. 居場所
18. タイムマシン
en. 一秒のあいだ

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