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スキッド・ロウ、ニュー・シンガーを迎えた16年振りのアルバムから新曲「テアー・イット・ダウン」解禁

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写真:Chuck Arlund

1991年に2ndアルバム「スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド」で全米初登場1位を獲得したアメリカン・ハード・ロック/ヘヴィ・メタル界のカリスマ=スキッド・ロウが、16年振りの通算6作目「ザ・ギャングズ・オール・ヒア」を10月14日にリリースする。そして、その新作からの2ndシングル「テアー・イット・ダウン」の音源配信をスタートし、ミュージック・ビデオを公開した。

今年に入り、元ドラゴンフォースのZPサートがスキッド・ロウを脱退。本作よりスウェーデン産ハードロック・バンドH.E.A.Tの元シンガー、エリック・グロンウォールが加入。デイヴ‟スネイク”セイボ(ギター)、レイチェル・ボラン(ベース)、スコッティ・ヒル(ギター)の不動の3人、そしてエリックに加え、2010年にバンドに加入したロブ・ハマースミス(ドラムス)を含む新編成での会心の作品だ。

デビューから「ユース・ゴーン・ワイルド」や「エイティーン・アンド・ライフ」をはじめとする名曲の数々を生み出してきたスネイクとレイチェルの作曲センスは健在。1曲目の「ヘル・オア・ハイ・ウォーター」、2曲目ですでに公開となっているタイトル・トラック「ザ・ギャングズ・オール・ヒア」、3曲目「ノット・デッド・イェット」といったアルバムの冒頭から、ヘヴィなリフとキャッチーなメロディ、そして歌えるサビが印象的なスキッド・ロウ節満載の曲が続く。

公開となった2ndシングル「テアー・イット・ダウン」には、エアロスミスに作曲家/プロデューサーとしても関わった大物のマーティ・フレデリクセンが作曲・作詞で協力。マーティと共に作曲作詞に携わったレイチェルはこう語る。

「『テアー・イット・ダウン』は壁を壊すことをテーマにした曲だ。共存とは、壁を作ることではなく取り払うことだからね」

そしてタイトル・トラック「ザ・ギャングズ・オール・ヒア」には、ウィンガーのキーボード奏者のポール・テイラーがコンポーザーとして名を連ねている。さらには6曲目「ノーホエア・ファスト」には、ヘイルストームやバックチェリー、モーションレス・イン・ホワイトといったバンドの作曲にも関与しているジョニー・アンドリューズが参加。なお、前任ヴォーカリストのZPサートが関わった曲も存在する。

本作のプロデュースとミキシングは、フー・ファイターズ、ストーン・サワー、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーらの作品も手掛け、グラミー受賞歴もある大物ニック・ラスクリネッツを起用。マスタリングは、ディープ・パープルやハロウィンとも仕事をしてきたドイツ人エンジニアのアイク・フリーセが担当した。

スネイクとレイチェルは連名でこうコメントしている。

「このレコードをリリースすることに、俺たちはこの上なく興奮しているよ。このアルバムは長いことバンドとプロデューサーのニック・ラスクリネッツで制作し、大変な作業も色々とあったんだ。そこにエリックが加わったことで、この楽曲たちは新たな高みへと昇華されたのさ」2022年3月から4月にかけて、ラスヴェガスで9夜にわたって行われたスコーピオンズのレジデンシー公演のサポートを務めたことでも話題となったスキッド・ロウ。スネイクとレイチェルはこう述べていた。「ラスヴェガスのZappos Theaterでのスコーピオンズのレジデンシー公演でワールド・ツアーを開始するという事実に、ニックやエリックが参加してくれたことなどのすべてを加えると、2022年がスキッド・ロウにとって素晴らしい年になることは間違いないよ」

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