大滝詠一、名曲「夢で逢えたら」MV公開 初の5.1chミックス化も
日本ポップ史を代表する大滝詠一の名曲「夢で逢えたら」のミュージックビデオが完成し、本日7月21日から公式YouTubeで公開された。
「夢で逢えたら」は大滝詠一がコンポーザーネーム“大瀧詠一”名義で作詞・作曲した楽曲で、100曲をゆうに超えるカバーバージョンが存在する日本ポップ史を代表するスタンダードナンバー。今回、制作サイドからの強い要望を受けて、映画『ぜんぶ、ボクのせい』のエンディング・テーマとして本人歌唱のバージョンが起用され、映画のラストに彩りを添える重要なファクターとなっている。
8月11日より、東京・新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開される『ぜんぶ、ボクのせい』は、自主制作映画『Noise ノイズ』で世界中の映画祭を席巻した駿才・松本優作監督がオリジナル脚本で満を持して挑む商業映画デビュー作。オダギリジョーが出演するなど大きな注目を集めている。
今回解禁となる「夢で逢えたら」のミュージックビデオは、映画『ぜんぶ、ボクのせい』の公開を記念して松本監督が今年5月に新たに撮り下ろした作品。映画では、母に会いたい一心で児童養護施設から飛び出す少年・優太を白鳥晴都、誰にも言えない苦しみを抱えている女子高生のヒロイン・詩織を川島鈴遥が演じ、それぞれの孤独を秘めながら生きている二人だが、ミュージックビデオでは母を亡くした姉弟として再共演。大学生の姉・サツキ役を川島、悩みを抱え引きこもりがちな弟・ハル役を白鳥が演じている。
更に、大滝詠一本人が歌う「夢で逢えたら」を、映画本編のエンディング・テーマのために初めて5.1chミックス施したことも発表された。この新たな5.1chミックスは劇場でのみ体験することができる。
「夢で逢えたら」は7インチレコードとしても8月3日にリリースされる。同じ日には、大滝詠一+佐野元春+杉真理による”NIAGARA TRIANGLE”の名曲「A面で恋をして」のアナログ・シングル盤と、アルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition」のSuper Audio CDも同時発売され、予約・購入者特典のデザインも大滝詠一オフィシャルサイトで公開された。