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大村雅朗 没後25周年トリビュートコンサート、松本隆・中川翔子・砂原良徳ら追加出演者発表

アーティスト

大村雅朗 25th Memorial Super Live

9月23日・24日に福岡・キャナルシティ劇場にて開催となる「大村雅朗 25th Memorial Super Live」の追加出演者が発表された。

松田聖子“SWEET MEMORIES”、吉川晃司“モニカ”、大沢誉志幸“そして僕は途方に暮れる”、渡辺美里“My Revolution”ら、作/編曲家として多くの名曲を残し、若くして逝去した大村雅朗の没後25周年のトリビュートコンサートして、彼の出身地である福岡で行う本公演。

今回、ゲスト・アーティストとして新たに名を連ねたのは9月23日に出演する中川翔子。さらに、トーク・ゲストとして作詞家の松本隆(両日)、音楽プロデューサーの木﨑賢治(9月24日)、ゲストDJとして砂原良徳(両日)の出演も決定した。砂原良徳はゲスト・アーティストとのコラボも予定している。

本日発表となったゲストをはじめ、第1弾でアナウンスされた、ばんばひろふみ、八神純子、渡辺美里、大澤誉志幸、川崎鷹也、槇原敬之、南佳孝ら豪華アーティスト、音楽監督には20代半ばより大村雅朗の作品に参加してきた佐橋佳幸(Gt)と、大村雅朗の楽曲に影響を受け編曲家の道を志したという亀田誠治(Ba)の両氏がタッグを組み、大村雅朗へのリスペクトに溢れた特別な2日間を届ける。

本日7月29日18:00より、単日チケットの先行販売もスタートする。

なお、9月21日には、本公演の準備の中で企画が進められたという2枚組アナログレコード「大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~」(完全生産限定盤)がリリース。さらに大村雅朗が編曲した作品を集めた河合奈保子の2枚組CD「Masaaki Omura Works~大村雅朗作品集~」、大村雅朗初のプロデュース作品として知られる吉川晃司主演映画のサウンドトラック盤「The Soundtrack “YOU GOTTA CHANCE” Original Motion Picture Soundtrack by MASAAKI OHMURA」のリマスターも同日発売となる。

松本隆 コメント

大村雅朗は編曲家というより、繊細で傷つきやすく、苦悩する芸術家だった。松田聖子の作品作りはほとんど曲先で、サウンドも7割くらい仕上がったテープが回ってくる。
大村君の弾く電気ピアノのメロディーに、あとは言葉をはめるだけだった。そうして彼とぼくの間に鋼鉄の信頼が構築された。
聖子の結婚の時、アルバムからぼくの名は消えたが、その後「SUPREME」で復帰すると、今度は彼がいなかった。
ぼくは彼の繊細さを守ろうとしたのだが、結局、彼は早逝してしまった。ぼくはかけがえのない才能を失ってしまった。大村雅朗、彼の天才をぼくは深く深く深く歴史に刻んで永遠に残したい。

佐橋佳幸 コメント

「チーム・バク(大村さんの愛称ですね)」の”レッキング・クルー”の一員として20代半ばからたくさんの作品に参加させていただいた僕と、大村作品を聴いて編曲家の道を志した亀ちゃん(亀田誠治)と、二人で音楽監督を務めることになりました。
大村さんの人柄や仕事の流儀などを当時の仕事仲間らと共に回想しつつ、時代を超えて色あせることのない彼の音楽の輝きを、多面的に掘り下げ、ステージで甦らせたいと思います。楽しみにしていてください。

亀田誠治 コメント

20歳の時に「そして僕は途方に暮れる」で大村サウンドの洗礼を受けて以来、「この曲かっこいいな」と思うとそこには【編曲:大村雅朗】のクレジットがありました。
実は僕は音楽家としてのブレイクが遅く、生前の大村雅朗さんにお会いする機会がありませんでした。
だからこそ今度は僕が大村さんから受け取ったバトンをみなさんに渡していく番です。
25周年のメモリアルで大村さんゆかりのアーティストが、大村さんの故郷福岡に集います。ステージでは心を込めて大村さんの音楽を鳴らしたいと思います。

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