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TRUE、「Acoustic Live 2022 TRUE NOTE page.1」オフィシャルレポートが到着

アーティスト

撮影:尾形正茂

TRUEが、「Acoustic Live 2022 TRUE NOTE page1.」を7月23日東京・有楽町朝日ホールにて開催した。

昨年11月ぶりの開催となる本マンワンライブは、アコースティック編成で音楽を届けているファンクラブ限定映像コンテンツ・TRUE NOTEをベースに構成。TRUE NOTE 初回でも歌っていた「Happy encount」に始まり、「HANABI」や「パズル」などを様々なアレンジで披露した。

「おうちにいるようなリラックスした空間を作っていけたら」とTRUE。中盤に置かれた「Sincerely」はキーボードとボーカルのみで紡ぎ出され、音数が少ないからこそ、息づかいや音の一つ一つがより粒立って聴こえる。今回はイヤモニではなくステージ上のモニタースピーカーを利用しているということで「みんなの拍手がすごくダイレクトに聴こえるんです」と幸せを噛みしめていた彼女だが、イヤモニ着用のミュージシャンたちも誰もクリックは聞いていないとのことで、お互いの呼吸を感じながらの演奏には息を呑んで聴き入るほかない。

身体の芯まで染み渡る繊細な音からはその楽曲の新たな魅力に気づくことができ、客席もじっくりと耳を傾ける一方で「memento」といったクラップ曲もあり、バラエティに富んだアレンジと選曲が楽しい。

歌手という仕事に憧れを抱くきっかけとなった祖父とのエピソードを語ったあとは、新曲「タイムマシン」の披露も。つい先日、TRUEの誕生日当日に実施されたYouTube Live内で「今日という日を特別な日にしたくて、昨日、新曲を作りました!」とワンコーラスが解禁されたバースデーソングで、大人になった自分が子供の頃の自分に向けて歌った楽曲となっている。TRUEの優しい歌声で歌われる“ろうそくがゆらゆら揺れる吹き消して新しい僕になる”という冒頭のフレーズからは、バースデーケーキを前にした幸せな光景が目に浮かぶようで、身体を揺らしながら味わいたい1曲だ。

あの日から今も変わらず抱き続けている音楽への憧れ、そしてアニソンへの憧れ。ラストスパートはそんな音楽とアニソンへの情熱を胸に、アニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」OPテーマの「Dear answer」『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』主題歌の「Blast!」を圧巻のボーカルワークで歌い上げる。続く本編ラストには、感謝と願いを込めての「Hello, Good bye」。カラフルなライトに照らされながら一緒に手を振り、ファン、そしてミュージシャンとのセッションを楽しんだ。

アンコールでは、2023年2月12日に「TRUE Live Sound! vol.6 〜Encount〜」を開催することを発表。そのあとTRUEの名刺代わりの一曲とも言える「MUSIC」を届け、新たなノートの1ページ目を最後まで色とりどりに彩った。

「TRUE Live Sound! vol.6 〜Encount〜」のチケットファンクラブ先行受付は2022年8月21日23:59まで実施中。会場はTRUEが目標に掲げていたステージの一つであるNHKホールということで、アーティストとして進化し続ける彼女が今度はどんな景色を見せてくれるのか楽しみだ。

©Bandai Namco Music Live Inc.
Writer:友安美琴 Photographer:尾形正茂

TRUE「Acoustic Live 2022 TRUE NOTE page1.」

2022年7月23日有楽町朝日ホール

セットリスト

1. Happy encount
2. HANABI
3. フロム
4. パズル
5. Sincerely
6. memento
7. Another colony
8. タイムマシン
9. 未来のひとへ
10. Fraction
11. Dear answer
12. Blast!
13. Hello, Good bye
EN1. MUSIC

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