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ピアニスト・小山実稚恵、オール・シューベルト・プログラムのリサイタルを2022年11月に開催

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小山実稚恵

小山実稚恵 (c)ND CHOW

ピアニスト・小山実稚恵が、2022年11月13日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて、オール・シューベルト・プログラムのリサイタルを開催する。

『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006~17年)、『ベートーヴェン、そして…』(2019~21年)といった印象的な演奏会を構築し、多くの聴衆を魅了し続けてきた小山が、このたび愛してやまないシューベルトの作品だけを集め、シューベルトがこの世を去る直前、最後の数カ月に書かれた傑作『ピアノ・ソナタ 第21番』を後半に置き、前半はシューベルトを代表するピアノ曲として愛されている『楽興の時』『即興曲集』から数曲ずつ選曲して演奏する。

決して長いとは言えない31年の生涯の中で膨大な数のピアノ曲を生み出し、多くのピアニストに愛されるシューベルト。小山にとってもシューベルトは特別な作曲家だ。

「シューベルトのピアノ曲に最初に接したのは小学生の発表会での経験で、年上の方が弾いていたシューベルトの『即興曲』作品90の第4曲を聴いた時だったと思います。その時に『なんて、大人な作品なのだろう。私も早く、あんな大人な作品を弾いてみたい』と思ったことが記憶に残っています。それ以来、シューベルトの作品は折りに触れて演奏して来たし、リサイタルシリーズでも取り上げてきましたが、それらが終わった後で、こんなにもシューベルトの音楽に魅かれている自分を発見するとは思っていませんでした」(小山実稚恵インタビューより)
 
これまでのシリーズでも、最後の3つのソナタをはじめとしたシューベルト作品を演奏し、2015年には『即興曲全8曲』CDもリリースした小山が紡ぐ、珠玉のシューベルトに期待が高まる。

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