デビュー23年目の花＊花、“帰る場所”をテーマにしたミニアルバム「5B2H」を10月発売

花＊花が、書き下ろしの新曲5曲とカバー曲、そしてボーナストラックとしてデビュー曲にして大ヒット「あ〜よかった」を含む全7曲のミニアルバムを10月12日にリリースする。

アルバムのテーマは「帰る場所」。人は前に進む生き物ではあるけれど、常に振り返って帰る場所があるからこそ前に進める。「心の故郷ってなに？」をテーマに花＊花らしいハートウォーミングな世界が拡がる。

アルバムの冒頭を飾るのは、19世紀から歌われているアメリカ民謡。旅立ったものが故郷を振り返り、その愛しさを歌う曲。歌詞の中のミズーリ川は大きな人生の岐路、人種の壁、時間など様々な意味に捉えられる。

新曲もそれぞれアルバムのテーマに沿って、故郷、別れ、遠くにいる愛しい人、感謝を歌った優しい曲が並ぶ。時代の波に揉まれながらも、一生懸命地につけた足を離さずマイペースな活動続けてきた花＊花。その二人が自分たちの出発点、家、故郷などいろいろなところに馳せる思いを歌った、古い引き出しから出てきた宝石のような曲達が並んでいる。

「あ〜よかった（pal*system mix）」は、そのミックス名の通り、パルシステムとコラボレートし制作されたもの。8月22日から公開されているパルシステムのWEB CMにも使用されている。20年以上経てあの名曲もさらに肩の力が抜け、リラックスした幸福感に溢れている。

また「旨し糧」は今年4月からスタートした文化放送の新ワイド番組「くにまる食堂」の番組テーマソングになっている。タイトルの「5B2H」は、「ゴー・バック・トゥー・エイチ」と読む。20周年のベスト「2×20」、そして前作「52R45」の流れを汲んだ謎かけ的な表記。Hには、Home / Heart / Here / Hourなどの意味が込められている。このアルバムを引っ提げて11月から全国ツアーがスタートする。

花＊花コメント

おのまきこ

前作52R45では「出かける」「旅に出る」がコンセプトでしたが、今回は「帰る」をテーマに制作しました。
家や故郷だけでなく、各地を旅をしていた我々にはたくさん帰りたい場所があり、そんな遠い街で出会った沢山の人たちを浮かべたり、帰ってきたからこそ思い浮かぶ風景、またもう戻れないかけがえのない時間というようないろんな「帰る」「戻る」が詰まったものになりました。サウンド面では新たな取り組みをしてみたり、参加してくださったミュージシャン皆さんのアイディアも満載です！今までとはひと味違う花*花をお楽しみいただけるとうれしいです。

こじまいづみ

前回のアルバム「52R45」が旅の往路だとすると、今回の「5B2H」はその復路のアルバムになります。
旅ばかりする人生を送ってきていていると、帰巣本能が鈍ってきたり、反対に研ぎ澄まされたりする感覚があります。知らない街に居る時、ふと「ああ、帰りたいなあ」と思う気持ちの「帰る場所」はそれぞれで、自宅、故郷、誰かの側、或いはもっと離れた場所など様々です。
鼻の奥がツンとするような「帰りたい」気持ちが集まったアルバムになりました。前作と併せて、ゆっくり楽しんで頂ければ幸いです。