ミュージカル『スクールオブロック』
2023年8月~9月、東京建物Brillia HALLにて(その後、大阪公演あり)、ミュージカル『スクールオブロック』が上演されることが決定した。また、メインキャスト生徒役(バンドメンバー)オーディション詳細も発表。
2003年、ジャック・ブラックが主演し、後にロック映画の金字塔と銘打たれることとなる映画「スクール・オブ・ロック」が全米で公開された。公開されると、老若男女誰でも笑って泣いて楽しめるロック音楽コメディ映画として全米TOP1大ヒットとなり、翌年には日本でも公開され、ヒットを記録。劇中で披露される、数千人の中から選ばれた子ども達の生演奏も話題となった。
「スクール・オブ・ロック」 Blu-ray: 2,075 円 (税込) DVD: 1,572 円 (税込) 発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント ※2022年9月の情報です
そして2015年、ブロードウェイにてミュージカル化。そのプロデュースと楽曲を手がけたのは、『オペラ座の怪人』『キャッツ』など世界的大ヒット作品を次々と世に送り出してきている、言わずと知れた作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバー。作詞には、ディズニーミュージカル『リトル・マーメイド』やディズニー・アニメーション映画「塔の上のラプンツェル」のグレン・スレイター、脚本は英ドラマ「ダウントン・アビー」やミュージカル「メリー・ポピンズ」のジュリアン・フェロウズという最高のクリエイターが集結し、ミュージカル『スクールオブロック』が誕生。ブロードウェイでの開幕から間も無く、2016年にはイギリス・ウエストエンドでも開幕し、世界の演劇界を牽引する2大都市で大ヒットを記録している。本作は、ミュージカルのみならず、2016年にはアメリカにてドラマ化された。2016年・2017年と2年連続でエミー賞にノミネート、日本でもNHK Eテレにて放送され、今なお世代を越えて愛される人気作品だ。
そんな大ヒット作品のミュージカル版が2020年、日本人キャストでの日本初演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により、全公演中止となった。
この度、3年の時を経て、日本人キャストで上演されることが決定し、メインキャスト生徒役(バンドメンバー)オーディション詳細も同時に発表された。どんな公演になるのか、楽しみにしよう。
アマチュアロックバンドのギタリストのデューイは心あらロックを愛する男だったが、その熱すぎる情熱と勝手なパフォーマンスが原因でバンドをクビになってしまう。友人ネッドのアパートに居候しているデューイだが、貧乏で家賃すら払えず、ネッドの恋人パティと喧嘩し住む場所も無くなりそうな最悪な状況に。そんな時、ネッドに私立学校の臨時教師の話が舞い込み、仕事が欲しかったデューイはネッドになりすまして名門ホレス・グリーン学院へと向かう。
厳格なロザリー校長のもとエリート進学校として名高いホレス・グリーン学院だが、デューイは厳格な規律の多い学校で過ごす子供たちが無気力な事に気がつき、さらに担任したクラスの子供たちに音楽の才能があることも見つけ、子供たちとバンドを組んでバンドバトルに出場することを思いつく。そして、学校や親に気づかれぬよう、授業と称して子供たちにロックのあらゆることを教え始める。クラシックしか耳にしたことがないような生徒たちは、最初は困惑していたが、やがてデューイの陽気な人柄やロックの開放感、ありのままの自分を認めてくれるデューイに魅力を感じはじめ、一緒にバンドバトルを目指して猛練習を始める。ある日、デューイが偽物教師だということがバレてしまうが、デューイとのロックを通し変わり始める子ども達の変化は、周囲の大人たちをも変えていくことになる。
広告・取材掲載