氷川きよし、座長を勤める特別公演が大千穐楽「明日への希望や力になればと一生懸命頑張ってこれまでやって来ました」
歌手の氷川きよしが座長を勤める氷川きよし特別公演が9月15日に大千穐楽を迎え、4劇場全90公演、1回も中止することなく完走した。
途中、涙に言葉をつまらせながら1部の舞台『ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~』を終えた氷川。2部「氷川きよしコンサート2022in御園座」で、冒頭の「群青の弦」を歌い終えた後に「一人ひとりの熱い拍手のおかげです。6月明治座で1ケ月、7月は大阪の新歌舞伎座、8月は私の故郷の博多座、9月は大好きな・名古屋。ふるさとみたいな、沢山の思い出のある土地・名古屋で公演を締めくくれることに、縁を感じています。いまここが日本で一番盛り上がってる場所だと思います。今日は最後まで出し切ります!最後までお付き合いください。」と挨拶。
「(来てくださった方の)明日への希望や力になればと一生懸命頑張ってこれまでやって来ました」と感極まる氷川きよしに客席からは大きな拍手が送られました。
コンサート終了後のカーテンコールでは第一部で共演した彩輝なお、山崎銀之丞、曽我廼家寛太郎、共演者全員が舞台に居並び、氷川とともに客席に深々と頭をさげた。
氷川きよしは4都市公演を振り返り「大きなプロジェクトでした。全90公演を中止しないよう、強い心と強気でやっていこうと誓いました。5月から始まった稽古では、マスクとフェイスシールドをして戦いました。稽古を終えたら、真っ直ぐ家に帰って…。本当に、愛と(共演者の皆さんらの)気持ちとひとつになって歴史的な時間を作ることが出来ました」と感謝した。また、氷川は「小さなこころ使いがありがたかった」と毎日手書きのメッセージをくれた制作スタッフがいたことを紹介し、スタッフの心遣いが日々のモチベーションを上げていたことを明かし、共演者、スタッフ、お客様に感謝し、最後は第1部お芝居のテーマ曲でもある、「革命前夜」を熱唱。最後は全員で三方礼。大きく大きく手を振り締めくくった。
キャストコメント
星田英利
自分はWキャストなんで出演は52回でしたが、泣きそうです。
皆で(ご飯食べに)行きたかったー
曽我廼家寛太郎
90回達成おめでとうございます。偶然でなく必然でできたこと。氷川さんが(運)持ってる、失敗を氷川さんにカバーしてもらうことが多くて。
山崎銀之丞
大千穐楽のステージにたっていることが幸せです。全て氷川さんの御陰です。
彩輝なお
感謝の気持ちで一杯です。