ローランド、プロのステージでの高度な要求に応えるドラマーのためのサンプリング・パッド「SPD-SX PRO」9/30発売
ローランドは、サンプリング・パッド「SPDシリーズ」の最上位モデルとして、視認性や演奏性が飛躍的に向上し、プロのステージでの高度な要求に応える「SPD-SX PRO」を9月30日に発売する。
お気に入りのサウンドやフレーズ(オーディオ・データ)を録音(サンプリング)し、本体の9つのパッドに割り当てドラム・スティックで叩いて演奏する電子楽器「SPDシリーズ」は、2003年「SPD-S」の発売からスタート。通常のドラムにはないサウンドで表現の幅を広げ、バンドのドラムやパーカッション楽器と組み合わせての演奏や、ドラムを使用できない少人数ユニットでの演奏、さらにはDJパフォーマンスにアクセントを加えるなど、さまざまなスタイルでの表現が可能で、多くのアーティストに愛用されてきた。2011年、後継モデル「SPD-SX」の発売以降は特に、より幅広いアーティストやバンドでエレクトロニック・サウンドが使われるようになり、音楽ジャンルを問わず、多くのステージで使用されている。
そのSPDシリーズ最上位モデルとなるSPD-SX PROは、長年にわたり同社が培ってきた技術や現場からのフィードバックを各機能の強化に活かし、高い演奏性を実現。激しいステージ演奏やライブツアーでの頻繁な移動に耐える堅牢性も確保している。暗いステージでも各パッドを見分けられるマルチ・カラーのPAD LED、大型の液晶カラー・ディスプレイの搭載で、ミスを減らし安心して演奏できる。
また、新設計の9つのパッドを搭載。特に、ショルダー部分の3つのパッドは、セッティングの角度に関わらずより確実にトリガリングできるようにパッドのセンサー構造が改良され、高音質なオーディオ・サンプル再生も可能となり、演奏性が向上した。豊富な入出力端子を備え、ハイハット・ペダルやエクスプレッション・ペダルの接続にも対応しているので、より柔軟なセッティングも可能となっている。
さらに、SPD-SX PROとパソコンをUSB接続して、簡単にオーディオ・サンプルのインポートやキットの編集ができる専用アプリ(Mac/Windows対応)も用意。ステージ演奏の準備を効率的に進めることができ、クリエイティブな演奏環境をサポートする。