原由子、オリジナルアルバムより鎌倉旅行気分が味わえる「鎌倉 On The Beach」のMV公開

原由子「鎌倉 On The Beach」ミュージックビデオサムネイル

10月19日（水）にサザンオールスターズ・原由子の31年ぶりのソロアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』がリリースされる。9月30日（金）に先行配信された新曲「鎌倉 On The Beach」のミュージックビデオが公開された。

『はらゆうこが語るひととき』（1981年）、『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』（1983年）、『MOTHER』（1991年）に続く4作目のオリジナルアルバムとなる本作には、桑田佳祐全面バックアップのもと制作された全10曲の新曲が収録される。すでに先行配信された「ヤバいね愛てえ奴は」や「鎌倉 On The Beach」で見せた原の新たなる一面にも通ずる「ヤバいよ、原由子てえ奴は」というキャッチコピーとともに発表された本作は、柔らかく情感豊かなこれまで通りの原由子像と、野心的かつ実験的なサウンドメイクで引き出された新たな一面が交差する作品となっている。

9月30日（金）に先行配信リリースされ、現在全国でオンエア中であるユニクロの本人出演TVCMでも使用されている「鎌倉 On The Beach」は、作曲を原由子、作詞を原と桑田佳祐が担当。原曰く、1985年にサザンオールスターズとしてリリースしたアルバム『KAMAKURA』に収録され原由子がボーカルを務めた「鎌倉物語」の続きのようなイメージを意識して制作された楽曲。「鎌倉物語」が発表された当時、恋をしていた若者たちが、時を経て成熟し大人になった世界を描いている。円熟味を増した今の原由子だからこそ書くことのできた1曲だという。そんな同曲のミュージックビデオが公開となった。

本映像では、原由子がこの曲のテーマにした「鎌倉」の情景を、街歩きする主観の視点で撮影。原がこの曲を書いている時のイメージの世界を追体験するかのようで、鎌倉旅行に訪れたかのような気分にさせてくれる、摩訶不思議な映像になっているとのこと。