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Sing Like Talking、デビュー35周年の2023年に中野サンプラザでのコンサート開催決定

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佐藤竹善

佐藤竹善

佐藤竹善が10月9日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでスペシャルコンサート『LIVE With The Cornerstones 22~It’s MY JAOR』を開催した。

リリースしたばかりの新作ソロアルバム『radio JAOR~Corner stones 8~』からの曲を中心にJ-POPの名曲を次々と披露し、満員の会場から熱い拍手を集めた。なかでもクライマックスの一つとなったのが、かねてより病気療養中だったSing Like Talkingのギタリスト、西村智彦がサプライズで登場。水泳で体力回復をはかっている近況を話した後、アルバムでも参加している「雨のリグレット」で颯爽としたギタープレイを展開して、回復ぶりを印象づけた。さらにゲストとして登場した芳野藤丸が往年の甘いボーカルと切れのいいギターワークで会場を沸かせた。

そして、併せて発表されたのが来年デビュー35周年を迎えるSing Like Talkingとしてのスペシャルコンサートの開催だ。ライブタイトルは『Sing Like Talking “ありがとうサンプラ・おかえりニシムラ”』。彼ら自身が何度も名演を披露してきた中野サンプラザにて、2023年4月に行なわれる。

Sing Like Talkingと中野サンプラザと言えば、2020年、コロナ禍で有観客開催を断念したものの、本来コンサートを行うはずだった同ホールのステージからフルサイズのライブを生配信。2023年7月に幕を下ろす同ホールの50年に及ぶ歴史に、この年ならではの演奏記録を刻んだことは記憶に新しい。そのホールでの最後のコンサートで感謝の思いを伝えるとともに、西村のライブ活動への本格的な復帰を飾るメモリアルなステージとなる。

セットリストは、Sing Like Talkingがライブハウスからホールへと進出し、全国ツアーを行なうようになった1990年代に発表したアルバム『0 [lΛV]』(ラブ) 、『Humanity』、『Encounter』の楽曲を中心に構成。シティポップの世界的な流行ともシンクロする彼らの楽曲の魅力を、たっぷり楽しめるステージになることは間違いない。往年のファンはもちろん、より若い世代の音楽ファンにとっても注目のコンサートと言えそうだ。

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