小椋佳、ファイナルツアー最終公演を来年1月にNHKホールで開催「僕の最初のコンサートがNHKホールだったから、やっぱり最後のコンサートもHNKホールになるのかぁ」
最後の全国コンサート・ツアー「余生、もういいかい」を11月から開催中の小椋佳が、ファースト・コンサートを行った東京・NHKホールで11月16日に特別公演を行うが、好評でチケット完売のため、来年、79歳の誕生日となる2023年1月18日に「余生、もういいかい 最後にもう1回 NHKホール特別追加公演」を行うことが決定した。
1971年の1stアルバム「青春〜砂漠の少年〜」リリースから50年を超えた小椋佳が、昨年秋からファイナル・コンサート・ツアーとして全国30数カ所ヵ所で50年の軌跡を詰め込んだステージを披露している。
1年以上に及ぶツアー最終となる2023年1月18日の特別追加公演は11月の特別公演と同様に、1976年にファースト・コンサートを行った記念すべきNHKホールで、1976年のステージを想起させるストリングス編成やゲストとのコラボなど、ツアーとは違った演出の特別追加公演となる。
NHKホールで行われたファースト・コンサートは、それまで人前で歌うことがほとんどなかった小椋佳の初公演であり、前年に「シクラメンのかほり」が大ヒットしてレコード大賞を受賞したこともあって注目され、3300席に対して11万通もの応募があったほど話題となったコンサートだった。
NHKホールでは2014年に70歳の節目を前に4日間の「生前葬コンサート」を開催しており、2017年の「小椋佳 トリビュート・コンサート2017 命はいつも生きようとしてる」も行なっている。
2023年1月の特別追加公演では、11月の特別公演のゲストである「愛しき日々」を共作した堀内孝雄、ドラマ「俺たちの旅」で主演を務め、小椋佳が作詞作曲を手がけた主題歌も歌い大ヒットとなった中村雅俊に加えて、小椋佳の提供曲「夢芝居」を歌った梅沢富美男、小椋佳が全曲を書き下ろしたアルバム「まあだだよ」をリリースした林部智史もゲストに迎えることが決定した。
1976年のコンサートのオープニング曲「しおさいの詩」やエンディング曲「さらば青春」をはじめ、代表的な提供曲「シクラメンのかほり」、「愛燦々」、他のアーティストとのコラボ曲「白い一日」(作曲:井上陽水)、さらに2021年1月にリリースされたラストアルバム「もういいかい」より現在の心境を綴った新曲など数々の楽曲を2時間半に渡り披露する予定。
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