広告・取材掲載

aiko、合計33曲を熱唱したツアー『Love Like Rock Limited vol.2』Zepp Haneda公演の公式レポートが到着

アーティスト

SPICE

『Love Like Rock Limited vol.2』

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

aikoのLive Tour『Love Like Rock Limited vol.2』が、10月12日(水)にZepp Hanedaで開催された。本記事では同公演の公式レポートをお届けする。


aikoのファンクラブ『Baby Peenats』&モバイルサイト『team aiko』会員限定ライブ『Love Like Rock Limited vol.2』のツアーファイナルが、10月12日(水)Zepp Hanedaにて開催された。『Love Like Rock Limited vol.2』は、約15年ぶりのファンクラブツアーとなっており、本来は10月12日(水)にツアーファイナルを迎える予定だったが、Zepp Nagoya公演、Zepp Fukuoka公演、Zepp Osaka Bayside公演の1日が2023年に延期されたことで、この日のZepp Haneda公演がツアーの一区切りとなった。

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

aikoを象徴する赤い緞帳に“Love Like Rock Limited vol.2”の文字が投影されると、ライブがスタートした。ライブの始まりを告げる挨拶代わりの1曲、「ゆあそん」で幕を開けると「させないで」と続けてゆったりと会場の時間は流れていく。そして3曲目には今年の4月にリリースされた「ねがう夜」を披露。今回のツアーから新曲として加わった「ねがう夜」のアップテンポなビートに合わせて、観客のボルテージも上がっていくと、aikoもそれに合わせてかツアーではお馴染みの花道に出て行き中央で熱唱。会場はたちまち一体感で包まれた。その後「くちびる」を披露すると、「本当は今日最終日なのですが、来年の2月に名古屋・福岡・大阪で振替公演があるのですが、そこではまた違った形でやろうと思ってます」と、来年の振替公演に向けて新たな準備を模索していることを発表した。コロナ禍と言うこともあり、まだ観客は声が出せない状況ではあるが、いつものように観客を巻き込んだコミュニケーションでaiko流のおもてなしをすると、あっと言う間に観客とaikoの距離は縮まった。続けて「その目に映して」「赤いランプ」を披露。これぞまさに「Love like Rock」だと言わんばかりのアップテンポなアレンジに、赤いランプを象徴する赤い照明の演出で、会場は熱気に包まれる。その後も「beat」「エナジー」とアップテンポなナンバーが名を連ねていき、ステージを縦横無尽に走り回りながら歌うaikoの姿を見て、観客との距離が近いライブハウスツアーの醍醐味を感じた。湿気と熱を帯びた4曲を歌い終えるとaikoは「楽しすぎる…」と一言。今この瞬間をこの場に居合わせたファンと純粋に楽しんでいる様子が不意に出たこの一言に全て詰まっていた。

途中のMCでは、新曲「夏恋のライフ」がCMソングとなっているカルビーのポテトチップスに関するクイズもaikoからバンドメンバーに出題され、その話題に続ける形で「夏恋のライフ」を披露した。先ほどまで熱気に包まれていた会場は、夏の終わりを感じさせる秋風が漂っているような心地いい音によってクールダウンしていく。心地よくも壮大なアレンジで彩られたバンドサウンドと共にエモーショナルな歌声に会場が酔いしれた。

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

その後もしっとりと聴かせる「雨踏むオーバーオール」やポップなサウンドが心躍る「アスパラ」を披露して、ライブはメドレーパートに突入した。最近はフルサイズで聴いて欲しい気持ちがあってやることが少なくなってしまったと言うメドレーは、「格好いいな」から始まり「リップ」「戻れない明日」「犬になる」「カブトムシ」など全10曲をつなげた形で披露された。「やりたい曲が多すぎて、話し合って島田さん(keyboard)につなげていただきました」と話したaikoに、本ツアーのキーボードを担当している島田昌典が「次は、全曲やりましょう」と冗談交じりに返した。メドレーが終わると「クラスメイト」「花火」「列車」を披露して本編が終了した。

アンコールでは、この日にリリースされた43枚目シングルの表題曲「果てしない二人」を披露。「ただただハッピーなラブソングが歌いたい」と言うきっかけから書かれた本楽曲を象徴するような、心躍るピアノのイントロが響くと、もう一度会場はライブの雰囲気に立ち戻った。アンコールからはホーン隊が加わり、より潤沢で洗練されたサウンドが会場を埋め尽くしていく。続けて披露された「帽子と水着と水平線」では、途中で曲が止まるとドラムの神⾕洵平が持ってきた「じゃがいも」を振り回して会場を沸かせる一面も。その後即興でラテンアレンジされた「帽子と水着と水平線」が披露され、元のアレンジに戻ると、颯爽と流れるビートに合わせて観客も飛び跳ねて楽しんだ。最後に「ストロー」を歌って終演かと思いきや、ライブはダブルアンコールに突入。バンドメンバーと息の合ったアレンジソングを披露し、まだまだ会場全体でライブを楽しみたい気持ちを歌に乗せた後、「ドライブモード」「未来を拾いに」「ボーイフレンド」「be master of life」を立て続けに歌唱し会場のボルテージは最高潮に達した。

ダブルアンコールの4曲を歌い終えても再び会場からは、3回目のアンコールを求める拍手が送られた。それに応える形で3度目のアンコールがスタート。ここまでメドレーを含めると31曲を披露してきたとは思えない歌力で「milk」を歌い上げる。そして最後は「Love Like Rockはこの曲をじゃないと終われないので、ちょっと思考を変えてみんなの膝を破壊するようにこの曲を歌います!」と本日2度目の「be master of life」をさらにBPMを上げた即興アレンジで披露した。最後にaikoは「本当に楽しかったです! みなさんと必ずまた会えますようにそれまで元気でいてください。皆さんにまた色々とご報告ができるようにがんばります。今日は本当にありがとうございました!」と伝えて、合計33曲を熱唱したライブの幕を閉じた。

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

『Love Like Rock Limited vol.2』 撮影=岡田貴之

なお、本公演のセットリストをまとめたプレイリストが、各サブスクリプションサービスにて公開されているので、こちらもぜひチェックしてほしい。

関連タグ

関連タグはありません